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クラウドCRMのおすすめ製品18選|主な機能と導入メリット、失敗しない選び方を徹底解説

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ITセレクト編集部

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「顧客管理」に頭を悩ませることはありませんか? もしかして「毎日」かもしれません。そんな人に向け、この記事では「CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)」の基本から、現在主流のクラウド型CRMのメリット、おすすめの製品、そして選定のポイントまでを詳しく紹介します。個人事業主から中小規模企業も含めて、あなたの会社とビジネスに適するCRMを見つけるための一助となれば幸いです。では、早速解説していきましょう。

クラウドCRMの基礎知識

CRMとは「Customer Relationship Management」の略で、日本語では「顧客関係管理」と訳されます。以下より、「CRM」の基礎と機能、役割やメリット、導入で得られる効果を簡単に解説していきます。

CRMとは?

CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)は、顧客の属性や接触履歴を記録・管理し、それぞれの顧客に応じた細かい対応を行うことで、長期的に良好な関係を築き、顧客満足度の向上や取引関係の継続につなげる取り組みです。そのために利用する情報システムもCRM(しーあーるえむ)と呼びます。CRMシステム、CRMツールなどと呼ばれることもあります。

CRMを導入するメリット

CRMシステムの導入により、とても多くのメリットや効果を期待できるでしょう。特に大きなメリット・効果を以下に挙げます。

顧客関係を強化できる

CRMシステムは、顧客データを電子化かつ中央集約し、「適切なタイミング」で個別の対応やカスタマイズされたサービスを提供していくのに役立ちます。これにより、顧客関係が強化され、忠誠度(自社へのファン度)が向上します。結果として「リピーター顧客を獲得しやすく」なります

効率が向上する

CRMは、特にクラウド型CRMを使用することで、多くの業務プロセスを自動化し、また情報の迅速なアクセスと共有を実現します。例えば、セールス部門、マーケティング部門、カスタマーサポート部門などの各チームが横断しながら顧客データへ簡単にアクセスでき、タスクを効率的に管理できるようになるため、生産性が向上します。

データ分析と戦略の改善を図れる

CRMシステムは大量の顧客データを収集し、分析する機能も提供します。これにより、例えば市場動向の洞察を得たり、効果的なマーケティング戦略やセールス戦略を改善したりできるようになるでしょう。「データドリブン型」の意思決定が可能になり、企業の競争力も高められます。

データドリブンとは:データドリブンとは、経験や勘ではなく、収集・解析した「データ」に基づいてビジネスの意思決定や課題解決を行う現世代型の業務プロセスのことです。これにより、より正確で再現性のある判断が可能になります

参考おすすめ記事データドリブンとは? 「2025年の崖問題」とは? その概念と仕組み、“何をやればいいのか”を分かりやすく解説

CRMの主な機能

CRMシステムの主な機能は以下が挙げられます。

・顧客管理データベース機能

顧客管理データベース機能は、顧客の基本情報や購買履歴、連絡履歴など、あらゆる顧客情報を1カ所に集めて管理する機能です。この一元管理するデータベースを利用することで、顧客一人ひとりのニーズや関心を把握しやすくなります。

例えば、過去にどんな商品を購入したのか、どのような問い合わせをしたのかといった情報も含めて瞬時に確認でき、その情報をもとに顧客に合った提案ができるようになります。これにより、顧客との関係を深め、よりよいサービスを提供することが可能になります。

・営業活動等支援機能

営業活動支援機能は、営業チームが効率的に業務を行えるようにするための支援ツールです。顧客へのアプローチ計画の作成、商談の進ちょく管理、見積もりや契約書の作成といった営業プロセス全般をサポートします。また、この機能により、営業活動の成果をデータで把握できるため、どの営業戦略が効果的か分析し、今後の活動に生かすことができます。営業の時間と労力を大幅に削減し、より多くの顧客に対応できるようになります。

・顧客サポート機能

顧客サポート機能は、顧客からの問い合わせやクレームに迅速かつ適切に対応するためのシステムです。電話やメール、SNSなど複数のチャネルからの問い合わせを一元管理し、それぞれの顧客の履歴にもとづいて、その時に最適とされる対応を素早く的確に行うことが可能になります。また、よくある質問への自動回答機能などを通じて、顧客の問い合わせに24時間365日対応するような機能を持つ製品もあります。総じて顧客満足度の向上につながり、長期的な顧客関係の構築に貢献します。

クラウド型CRMのメリット

「オンプレミス型」と「クラウド型」、一体どちらの運用形態が自社に向いているのでしょう。ITシステムの選定において、なかなか悩ましい問題かもしれません。

オンプレミス型は、システムの構築をソフトウェア、ハードウェア込みで「自社」で保有・管理する形態です。セキュリティ管理を自社で行え、カスタマイズや他システムとの連携もしやすい可能性が高い反面、コストがかかる(特に初期費用)、構築・開発期間の長期化、運用や保守管理に手間がかかるといった観点にデメリットがあります。

一方、クラウド型はサーバやストレージ、ネットワーク、ソフトウェアなどのITリソースを“必要なときに“必要な分だけ”利用できる「サービス」です。オンプレミス型の「保有・所有」に対して、クラウド型は「借りる」、持ち家と賃貸住宅に例えると区別しやすいかもしれません。クラウド型は他システムとの連携性やカスタマイズや設計の自由度はオンプレミス型より低くなるものの、「初期費用が安価となる傾向」「比較的短期間で導入・稼働できる」「リソースの拡張性が高い」「保守やセキュリティ観点の業務から解放される」ことが大きなメリットです。

どちらがよいかはシステムの目的や業務の特性によります。それぞれの特徴を理解し、自社の状況に合う効果的な運用が可能な形態を選ぶことが重要です。

今回はCRMをまだ導入していない、例えばMicrosoft Excelなどの旧来手段で顧客情報を管理している企業や部門を対象に、多くの企業が導入しはじめている「クラウド型」のポイントを深追いして解説していきます。

柔軟性と拡張性

クラウド型CRMはインターネットを通じて「サービス」として提供されるため、通信環境と適当な操作デバイスがあれば場所を選ばずにどこからでもアクセスできます。これにより、外出先や在宅勤務時も顧客情報へのアクセスが可能になり、柔軟な働き方を支援します。

ビジネスが成長し、より多くの顧客を管理する必要が出てきた場合にも、簡単にシステムを拡張できる点もクラウド型の大きな利点です。必要に応じて機能を追加したり、ユーザー数を増やしたりすることができます。

コスト効率

クラウド型CRMは、自社でサーバを用意したり、システムを運用・保守する必要がないため、初期投資を大きく削減できます。また、ユーザー数や利用する機能に応じて料金が変動する/月額あるいは年額単位で支払うサブスクリプションモデルが多く採用されているため「必要な分だけ」のコストで利用できます。これにより、中小企業でも最先端のCRMシステムを利用できるようになり、コスト効率のよい運用が可能になります。

セキュリティとアップデートの簡素化

クラウド型CRMは、提供元/ベンダーが概ねのセキュリティ対策やシステムのアップデートを定期的に行ってくれるため、ユーザー企業側でセキュリティ対策やアップデートを全て管理する必要がありません。

「セキュリティ対策を全て自社の管理下におけない」と、特に大規模/グローバル企業や金融業のようなミッションクリティカル分野の業種の企業でクラウド型のデメリットに挙がることもあります。しかし、クラウド型としてサービスを提供する「クラウドプロバイダー」はほとんどの場合、セキュリティに関する最新の技術やベストプラクティスを実装し、データを保護するためのセキュリティ対策を施しています。「専門知識を持つプロバイダーによる厳重なセキュリティ管理体制」を含めて対策できる、という考え方の方が多くの企業にとってメリットになるでしょう。

また、システムのアップデートやメンテナンスもプロバイダー側で自動的に行われることが一般的です。これにより、利用者はセキュリティに対する心配やアップデートにかかる自社の手間・負担を軽減できることになります。

おすすめのクラウドCRM 6

続いて、おすすめのクラウド型CRMをご紹介します。(製品名abcあいうえお順)

coorum

製品概要、特徴 ロイヤル顧客の育成、蓄積、分析で顧客起点のマーケティングを支援するロイヤル顧客プラットフォーム
対応業種 営業担当者向け
初期費用 要問い合わせ
月額費用 ・ライトプラン:要問い合わせ
その他料金プラン ・スタンダードプラン:要問い合わせ
・エンタープライズプラン:要問い合わせ
無料トライアル期間 公式サイトから無料デモの申し込みが可能
スマホ対応 〇(作成したコミュニティのアプリ作成が可能)
ベンダーのWebサイト https://coorum.jp/

 

GMOおみせアプリ

製品概要、特徴 ポイントカードや会員証のアプリ化が可能なアプリ制作サービス
対応業種 ECサイト向け
初期費用 要問い合わせ
月額費用 ・Lightプラン(3店舗まで):月2万2000円(税込)〜
その他料金プラン ・Standardプラン(9店舗まで):月5万5000円(税込)
・Enterpriseプラン(無制限):要お見積もり
無料トライアル期間 なし(無料導入相談、デモンストレーションが可能)
スマホ対応
ベンダーのWebサイト https://gmo-app.jp/

 

kintone

製品概要、特徴 プログラミングの知識なし/ノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリを自身でつくれるクラウドサービス
対応業種 営業担当者向け
初期費用 0円から
月額費用 ・ライトコース:月780円(税抜)/ユーザー
(5ユーザーから契約可能)
その他料金プラン ・スタンダードコース:月1500円(税抜)/ユーザー
無料トライアル期間 30日間
スマホ対応
ベンダーのWebサイト https://kintone.cybozu.co.jp/

 

Sanka

logo
  • 50%以上の作業時間短縮を実現。多くの自動化機能で楽に効率化
  • 圧倒的な使いやすさを実現。IT知識がなくても簡単に導入・活用
  • 70%以上のコスト削減実績多数。是非他社製品と比べてみてください

製品詳細を見る


製品概要、特徴
  • 20以上のアプリで、散らばった業務を一元化 IT管理にかかる時間と費用を大きく削減
  • アプリ連携やワークフローを自由にカスタマイズ可能
  • 10年以上の経験を持つ専任者による導入支援、コンサル、開発サービスを提供
対応業種 全般
初期費用 0円から
月額費用 ・スタンダード:月2000円/ユーザー から
その他料金プラン ・アドバンス:月50000円/ユーザー

・カスタム

無料トライアル期間 なし
スマホ対応
ベンダーのWebサイト https://sanka.io/ja/

 

Salesforce Sales Cloud

製品概要、特徴 信頼性の高いセールス向けの予測AIと生成AIを使って、営業効率を高められるCRM/SFA
対応業種 営業担当者向け
初期費用 0円から
月額費用 ・Starter:月3000円(税抜)/ユーザー
その他料金プラン ・Professional:月9600円(税抜)/ユーザー
・Enterprise:月1万9800円(税抜)/ユーザー
・Unlimited:月3万9600円(税抜)/ユーザー
・Unlimited+:月6万円(税抜)/ユーザー
無料トライアル期間 30日間
スマホ対応
ベンダーのWebサイト https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/

 

トレタ予約台帳

製品概要、特徴 20以上のグルメサイト、10以上のPOSとシステム連携可能な飲食店、レストラン向けの予約管理システム
対応業種 飲食店向け
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
その他料金プラン 要問い合わせ
無料トライアル期間 なし
スマホ対応
ベンダーのWebサイト https://toreta.in/toreta-daicho/

併せて比較 SFA機能も含むCRM 13選

SFA(Sales Force Automation/営業支援・自動化システム)は、営業活動を効率化し、生産性を向上させるためのIT製品、ITシステムです。営業活動におけるCRMの一環として、顧客データの管理、営業プロセスの最適化、営業成果の分析などを行います。

CRMとSFAはそれぞれ「営業成果を最大化する」ために重要な役割を担います。そのため、クラウド型CRMにSFA機能が、またはSFA製品にCRM機能が組み込まれている場合も多くあります。

CRMとSFAの主な違いは、フォーカスしている領域と段階にあります。CRMは顧客関係管理全般をカバーし、顧客とのやり取り全般(マーケティング、営業、サービスなど)を管理・分析することで、顧客との関係性を高めるために機能します。SFAは特に営業部門の効率化に特化し、営業プロセス、例えば顧客訪問のスケジューリング、見積もりの作成、商談の管理などの自動化や最適化によって、営業成果を高めるために機能します。それぞれの機能を連携させることで相乗効果が大きく見込まれます。

(製品名abcあいうえお順/2024年7月時点)

DRIVE SFA

logo

DRIVE SFA

ELW株式会社

  • 電話、メール、Web会議の活動ログを手作業なしに自動的に蓄積
  • レポーティングは専任サポートチームにお任せ可能
  • 豊富な外部システム連携と柔軟なカスタマイズ開発に対応

製品詳細を見る

Ecrea

logo

GENIEE SFA/CRM

株式会社ジーニー

3.6

50

  • 低価格で誰でも簡単使えるUIと高い拡張性
  • 導入支援~運用後も手厚いサポート対応
  • 「最先端のAI」 を活用した営業支援

製品詳細を見る

F-RevoCRM

logo

統合型顧客管理システム「F-RevoCRM」

シンキングリード株式会社

4.3

6

  • 多様化、デジタル化する顧客接点に対応できる
  • 業務フェーズや担当部署にとらわれず顧客情報を一元管理できる
  • OSSがベースのためお客様のご要望に沿った柔軟な追加開発・改修も対応可能

製品詳細を見る

GENIEE SFA/CRM

logo

GENIEE SFA/CRM

株式会社ジーニー

3.6

50

  • 低価格で誰でも簡単使えるUIと高い拡張性
  • 導入支援~運用後も手厚いサポート対応
  • 「最先端のAI」 を活用した営業支援

製品詳細を見る

Kairos3 Sales

logo

Kairos3 Sales

カイロスマーケティング株式会社

4.3

112

  • MAとSFA一体型ツールで購買プロセス全体を可視化
  • 個別最適な顧客アプローチで営業・マーケティング活動を効率化
  • 専門知識不要!データ活用で迅速な意思決定をサポート

製品詳細を見る

Knowledge Suite

logo
  • 名刺管理×案件管理×メール一括配信のオールインワンで業務効率が向上します。
  • 名刺を交換したらスマホアプリで撮影するだけ!シンプルでだれでも簡単に使えます。
  • ユーザー数無制限で何名でも利用できます。

製品詳細を見る

Mazrica Sales

logo

Mazrica Sales

株式会社マツリカ

4

170

  • 直感的な操作性で誰でも簡単にデータ入力/蓄積
  • 標準装備のレポート機能ですぐにデータを活用
  • 正答率92%!AIによる予測機能で案件のリスク分析&類似案件を直接アドバイス

製品詳細を見る

monday CRM

logo

monday CRM

サイバーコム株式会社

  • 営業のDX化を強力に支援(脱Excelを実現)
  • 販売前から販売後までひとつのプラットフォームで管理
  • 迅速なセットアップとシンプルな導入

製品詳細を見る

Pipedrive

logo

Pipedrive

株式会社Mer

  • 受賞歴のある圧倒的に使いやすいUI / UX
  • AIセールスアシスタント
  • ノーコードでカスタマイズ

製品詳細を見る

Salesforce Sales Cloud

logo

Salesforce Sales Cloud

株式会社セールスフォース・ジャパン

3.7

430

  • データドリブンな営業組織へ。ビジネスのためのAIで営業活動をスピードアップ
  • 1つのプラットフォームで効率的な営業を実現。他部門との連携もスムーズに
  • 柔軟性・拡張性に優れ、各種ツールとの連携やカスタマイズも簡単に

製品詳細を見る

カルティセールス

logo

ジンジャー経費

jinjer株式会社

3.7

6

  • 経費精算の面倒を電子化で解決
  • ミスが起きないため確認作業は最小限
  • 経費処理の自動化で時間と手間を削減

製品詳細を見る

戦略箱ADVANCED

logo

戦略箱ADVANCED

株式会社インフォファーム

4.1

23

  • 導入検討から専任のエンジニアがご担当。充実したサポート体制で運用定着を支援
  • 運用開始後でも設定によるカスタマイズや標準機能によるシステム連携が可能
  • 豊富な導入実績で業種別テンプレートもご準備。お客様固有のカスタマイズにも対応

製品詳細を見る

見込集客[CT]

logo

見込集客[CT]

オーバルテクノロジー株式会社

  • 重複データを統合し、顧客情報を一元管理
  • 次回の予定を自動アラート、対応モレを防止
  • 他のパッケージとの組合せ自在、フルカスタマイズ可能

製品詳細を見る

ちなみに、営業活動全般、顧客管理の効率化の流れから、CRM、SFAとともに「名刺管理」「名刺管理システム」も併せて考えると、さらに連携性を高めた成果創出が期待できます。

クラウドCRM選定に向けたチェックポイント

クラウド型CRM選定のチェックポイントは以下の通りです。

  • 自社の業務形態に適しているか
  • 導入時・導入後のカスタマイズは可能か
  • サポート体制は整っているか
  • 無料トライアル期間があるか

自社の業務形態に適しているか

まず、どの範囲に、どの部門にCRMを導入するか、どのプロセスを最適化したいか、どの機能が必要かを洗い出しましょう。

この上で、具体的にどんな機能や要件を重視するのかを決めていきます。例えば、セールスとマーケティングの要件、カスタマーサポートの要件、データ分析とレポートの要件などの観点別にチェックしていくとよいでしょう。

導入時・導入後のカスタマイズは可能か

クラウド型システムは多くの場面や導入シーンを想定して開発し、提供されますが、そのまま「吊るし」で運用できることは稀です。自社の業務や目的に応じてカスタマイズし、業務へ適合させていくことになります。また、運用開始後に気が付いたり、利用者が増えたり、業務拡張によって求める機能が変わったり、といったことも今後はあるはずです。

こういった自社希望や需要にあわせて、導入時はもちろん導入後についても「柔軟にカスタマイズできるかどうか」の観点を選定における確認事項の上位に挙げておきましょう。

クラウド型はスケールがしやすい反面、ランニングコストとして機能の増加に比例して運用コストも増加しやすいため、費用対効果もきちんと考えておかねばなりません。

サポート体制は整っているか

トラブル発生時やシステムについての疑問等対応はどうなっているのか、どんなサポートメニューになっているのかどうかも確認しましょう。

例えば、「操作について質問する際のサポート方法」「トラブル対応時にかかる費用の有無」などです。選択するプランによってもサポートメニューの種類や数、手厚さが変わることもあります。

無料トライアル期間があるか

クラウド型サービスの大きな利点、それは「試せる」ことです。

仮に、オンプレミス型システムとしてソフトウェアやハードウェアを「購入」してしまったら後戻りはしにくいです。「お試し」できるクラウド型ならば、そのハードルをとても低く設定できます。実際に使ってみて、はじめて「使い勝手」が分かることも多いですよね。

そのため、無料プラン、あるいは「無料トライアル期間」を設けるサービスはお勧め策の1つといえます。

無料トライアル期間を利用して、操作性は良いか、入力しやすいか、管理しやすいか、自社の業務や需要を的確にカバーできるかどうかを検証できます。

サービスによって特色が異なり、導入のハードルも低いクラウド型だからこそ、「無料トライアル」などのお試し施策は積極的に利用していきましょう。

クラウド型CRMの選定は「自社業務との整合性」をじっくり見極めながら進めよう

以上、クラウド型CRMの特徴と選び方について詳しく解説しました。中小規模までの企業を想定したCRMシステム選定のチェックポイントとともに、システムを選ぶ際には、自社のニーズに合った機能を優先したうえでコスト対効果を検討し、他のシステムとの連携やUI/UXの利便性なども評価することが大切です。CRMシステムを導入することで、「顧客関係を強化できる」「効率が向上する」「データドリブン型の戦略を実現できる」といったビジネス成長の効果が期待できます。

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