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【2024年度版】“多様な働き方”を実現したい企業に向く勤怠管理システムの選定基準|おすすめ製品7選

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ITセレクト編集部

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勤怠管理システムを既に導入している企業は多いと思います。しかし、昨今“当たり前”になりつつある「テレワーク/多様な働き方」に企業として本当に正しく対応できているでしょうか。この記事では「働き方改革関連法」の順守を踏まえつつ、従業員も管理側も業務の効率化をさらに実現できる勤怠管理システムについてじっくり解説します。あなたのビジネスに最適なシステムを見つける一助となれば幸いです。

テレワークと勤怠管理の重要性

では早速、テレワークと勤怠管理の重要性について見ていきましょう。

テレワークの現状と課題

感染症の流行とともに日本でも急速に広がったテレワーク。これまで必ず出社が当たり前だったのに、出社は「必須ではなくなった」業種、業態の人も増えました。場所に縛られることなく仕事ができる「柔軟な働き方」が可能になった反面、コミュニケーションや労働時間の管理が難しくなる新たな課題も表出しました。テレワークは仕事と私生活の境界があいまいになりがちです。サボり……はさておき、無意識のうちに「長時間労働をしてしまっている」可能性があります。コミュニケーション手段がどうしても希薄になるので、チームワークに影響を及ぼすほかに、メンバーの働きすぎ傾向や心身状況の変化に気付きにくくなることも課題として挙げられます。

 

勤怠管理の必要性

適切な勤怠管理はテレワーク環境においても非常に重要です。これにより労働時間の透明性が確保されるためです。勤怠管理システムを用いることで、正確な労働時間を記録し、休憩時間の管理ができることとなり、従業員の生産性向上に寄与します。

 

法令順守と労働者の保護

テレワーク環境において適切に勤怠管理を行うことは、労働基準法、労働時間規制を順守する上で不可欠です。これにより過労による健康被害を防止できます。適切な勤怠管理は緊急時の対応や災害時の安全確保に必須です。従業員の安全と健康を守るための基礎となります。

 

テレワーク対応勤怠管理システムの選び方

テレワークにおいて適切に勤怠管理システムを用いることで、適正な労働環境を維持することができます。以下ではテレワークに対応する勤怠管理システムの選び方について見ていきます。

 

・「自社に必要」な機能が備わっているかどうか

テレワークに対応する勤怠システムとして、従業員がどこからでも勤怠を記録できるか、打刻の自動化、労働時間の計算、休憩や残業の管理が可能なのかを確認し、自社に必要な「要件」として定めましょう。このほか、就業時間をプロジェクトやタスクに割り当てられるか、労働時間やプロジェクト別の分析レポートが生成できるか、他のツールやシステム(カレンダー、給与計算システムなど)との統合が可能か、のような自社独自のニーズや解決したい課題も「要件」にまとめておくとよいでしょう。

 

「要件をどのように定めればいいのか分からない」

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・使いやすさ、導入のしやすさ、マルチデバイス対応

テレワークに対応する勤怠システムが直感的なユーザーインターフェースを持ち、機能が直感的に理解でき、簡単に使用できるかを検討しましょう。導入時のサポートやトレーニング資料が提供されるか、スマートフォン、タブレット、PCなど、複数のデバイスからアクセス可能かについても見ていく必要があります。

・コスト、無料プラン/無料トライアルの有無

テレワークに対応する勤怠システムが、予算内で必要な機能を提供しているか、小規模チームや基本機能のみで十分な場合、無料プランが利用できるかという点も評価のポイントとなります。有料プランを契約する前に、システムを試用して評価できるかも重要です。

 

 

「テレワーク対応機能」に評価の高い勤怠管理システム 7選

ここからはテレワークに対応する機能を持つ勤怠管理システムについて、評価の高い製品を紹介します。(製品名 abcあいうえお順)

freee勤怠管理Plus

logo

freee勤怠管理Plus

freee株式会社

3.1

3

  • 勤怠打刻・集計、各種申請・承認作業まで一元化
  • 誰でも使いこなせる操作性
  • システム連携で給与計算も自動化

製品詳細を見る


特徴 freeeシリーズの勤怠管理に特化したシステムで、「初期費用0円、1ユーザー月額300円」で利用可能。勤務時間をリアルタイムで可視化し、集計業務を自動化。PC、スマートフォン、タブレットなどさまざまな打刻に対応する
主な料金プラン 基本プラン:月300円/人
製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/24/

 

KING OF TIME

特徴 利用人数に応じた従量課金とするシンプルな料金プランが特長。スマートフォンアプリのほか、顔認証、生体認証デバイスと連携した打刻管理などにも対応し、休暇管理、各種申請承認、給与システムへの連携なども可能。
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

基本プラン:月300円/人

ベンダーのWebサイト https://www.kingoftime.jp/

 

Touch On Time

特徴 PC認証、モバイル認証の他、生体認証やICカード認証に対応する。オンラインヘルプ/サポートメニューも用意
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

無料プラン:なし

基本プラン:月300円/人

ベンダーのWebサイト https://www.kintaisystem.com/tot/

 

笑顔レコーダー

logo
  • スタッフが笑顔になり"おもてなし力"アップ。笑顔判定、顔認証も可能
  • スタッフの出勤状況をリアルタイムに把握
  • 給与計算がラクに。不正打刻防止も

製品詳細を見る


特徴 従業員の笑顔を”おもてなし力”向上につなげる独自の「笑顔判定」機能を搭載するクラウド型勤怠管理システム。顔認証による打刻、不正打刻機能、給与計算連携機能を備える
主な料金プラン 無料トライアル:あり

初期費用:5万円

基本プラン:月250円/人(最低利用人数20人)

笑顔大賞投票オプション:月300円/人(最低利用人数17人)

製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/3/

 

ジョブカン勤怠管理

特徴 変形労働・フレックス・裁量労働などの勤務形態や、所属・雇用形態ごとに細かい設定、運用が可能。
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

無料プラン:あり(4ユーザーまで)

プラン1:200円/月から

ベンダーのWebサイト https://jobcan.ne.jp/

 

ジンジャー勤怠

logo

ジンジャー勤怠

jinjer株式会社

3.2

78

  • 法改正にしっかり対応
  • 誰でも使えるシンプルな画面
  • 安心サポートでラクラク導入

製品詳細を見る


特徴 PCやスマートフォン、ICカードなど複数の打刻が可能で、シフト制やテレワーク、フレックスタイム、みなし労働などの働き方に対応する。勤怠管理の自動化・効率化機能を豊富に搭載。
主な料金プラン 初期費用:要相談

基本プラン:月400円/人(最低利用人数10人)

製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/28/

 

チムスピ勤怠

logo
  • 従業員1000名規模の企業も利用可能なハイエンドモデルの勤怠システムを安価に
  • クラウド勤怠として10年以上の実績から、あらゆる規模と業種での豊富な対応実績
  • グロース市場上場企業の23%が利用する、厳しい審査レベルに対応した勤怠システム

製品詳細を見る


特徴 さまざまな打刻に対応するだけでなく、勤務状況をモニタリングして自動的にアラート通知を発信。長時間労働などのリスクに対応する。
主な料金プラン 初期費用:15万円(税別)

基本プラン:400円/人から(最低利用人数50人)

製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/31/

 

自社の働き方に合った勤怠管理システムで、従業員も管理側もプラスαの成果実現を

以上、テレワークに対応する勤怠管理システムについて見てきました。現在登場している勤怠システムのほとんどはモバイル認証や登録に対応しており、テレワークでの働き方でも十分に活用できます。このため価格だけでなくサポート体制や、自社の働き方に合っているかという点に注意して選択したいものです。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ぜひITセレクトの専門スタッフまでお問い合わせください。適切なIT製品・サービス選定を最後までサポートいたします。

(執筆:合同会社伝心)

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ユーザーレビューランキング

順位製品名概要
1
レコル
レコルは業界最安の価格帯!
他社サービスの半額以下ではじめられるクラウド型の勤怠管理システムです。
月額ひとり100円のみで提供しているすべてのサービスを利用でき、初期費用も追加費用も不要です。

低価格だからといって機能やサポートが劣っているわけではありません。
豊富な打刻方法やリアルタイムでの時間集計など勤怠管理システムとしての基本的な機能に加え、充実した機能やサポート体制をご用意しています。

無料お試し登録(30日間)ではそのすべてを体験していただけます!

●年次有給休暇の管理
社員に有給休暇を自動付与し、1日/半日/時間単位の取得・残日数の管理などができます。
労基法に基づき、年5日の年次有給休暇の取得義務の取得状況の確認や、有給休暇管理簿の出力も可能です。
※年次有給休暇以外の法定休暇や育児休暇/看護/介護休暇などの特別休暇の管理も可能。

●申請・承認機能
「残業申請」「打刻忘れの申請」「有休申請」等の運用が可能です。
従業員が申請をし、管理者がそれを承認/棄却することができます。
申請はPCだけでなくスマホアプリや共用打刻画面から行うこともでき、申請理由も記入可能です。
※「学習時間」「夜勤回数」「有休以外の休暇(介護)取得」等、独自に申請/承認の設定を作成することも可能

●法令遵守チェック(36協定)
働き方改革関連法案が2019年4月に施行され、時間外労働の上限規制や年5日の年次有給休暇の取得が義務化されました。
レコルには労働基準法に則った管理を行うための専用の機能があり、簡単に管理を行うことが可能です。

●就業規則に合わせた勤務集計
フレックスタイム制や変形労働時間制など様々な就業形態の時間集計に対応、従業員ごとに異なるルールで時間集計することが可能です。
さらに「予実管理」で社員の勤務状況、残業時間などの予定と実績、差異をリアルタイムに把握することができます。

●給与ソフトとの連携
集計した勤務データを「CSVデータ」や「API」連携によってお使いの給与ソフトへ連携ができます。
出力項目や順番はお使いの給与ソフトにあわせてカスタマイズ可能です。

●便利なアラート機能
労働基準法や36協定に関連した時間外労働や有休取得に関連したアラートの他、打刻忘れ、遅刻早退などのアラートを管理者と本人に通知することができます。

今後も魅力的なサービスを提供し続けるため、法改正やお客様のご要望に応じて定期的なバージョンアップを予定しており
継続的に機能改善・追加を行いますが、 その際も追加で費用がかかることはございません。
2
クラウド勤怠管理システム
「チムスピ勤怠」 (チームスピリット)
チムスピ勤怠(旧チームスピリット)は、ご利用ユーザー様の4割が従業員1000名を超える大手有料企業様となっております。またグロース市場上場企業の23%が厳しい上場審査へ対応するためチムスピ勤怠をご導入いただいております。リリースより10年間、高度な機能と複雑な運用要件への対応実績を全てパッケージへ反映してきたサービスとなります。結果として大中小問わず、あらゆる企業様のどんなご要望にもお応えのできるハイエンドモデルの勤怠管理システムを、お求めやすい価格で提供できるようになりました。

これまでパッケージ型のクラウド勤怠管理システムでは叶えられなかったご要望も、チムスピ勤怠をお使いいただければきっと実現いただけます。

・会社独自の複雑な集計ルールもシステムで完結
Excelのような計算式を自由に設定して独自の集計ルールや複雑な計算も全てシステム内で完結することができるので、月次の勤怠集計作業を大きく削減します。

・細かな勤務体系の構築もパッケージのまま柔軟に設定可能
クラウドサービスでありながら、高いカスタマイズ性を備えているのがチムスピ勤怠の特徴。規模や業種を問わず、お客様毎の勤怠管理へのご要望に幅広くお応えします。

・過重労働や休暇取得などコンプライアンス管理をカンタン高度化
勤務状況をリアルタイムにモニタリングして自動アラート通知などのアクションへつなげることができ、各種労務リスクへ先手を打っていくことができます。

・日々の勤怠データを生産性向上に活用
チムスピ勤怠は蓄積された勤怠データを用いて従業員や組織の働き方を可視化する分析環境をご用意し、皆様が取り組まれている人材価値の最大化に貢献します。
3
ジンジャー経費
【ジンジャー経費】

 ■ サービス概要
「ジンジャー経費」は経費精算で起きる歩留まり、面倒を削減する経費精算システムです。
交通費や経費等の申請から承認までPCとスマートフォンで対応。
経理業務で発生する手入力工数や紙管理コストを削減し、経費管理のオペレーション効率化を実現します。

経費精算の面倒を電子化で解決
申請、承認、処理、従業員への連絡、領収書の管理をオンライン化することで郵送や確認・連絡コストをなくします。

ミスが起きないため確認作業は最小限
申請項目に対する必須設定や交通費の自動計算、ICカードの読み取りが可能です。
また、OCR機能(領収書の読み取り)が搭載されており、お持ちのスマートフォンで領収書を読み取り、申請書を作成することができます。

経費処理の自動化で時間と手間を削減
申請内容の転記作業、仕訳作業、FBデータ作成などを自動化できるため、内容確認や仕分けをする必要はありません。

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