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EDIシステム

EDIとは、企業間で取引情報を交換するためのIT製品。受発注、請求、支払いといった業務プロセスを電子化し、データの正確性と処理速度を向上させます。これにより、手動入力によるミスが減少し、取引の効率が大幅に向上します。また、異なるシステム間でのデータ連携が容易になり、取引先との迅速かつスムーズなコミュニケーションが可能になります。業務コストの削減と取引の信頼性向上にもつながります。

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EDI(電子データ交換)入門ガイド|EDIの仕組みと種類、システム導入のメリット、使い方を分かりやすく解説

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ITセレクト編集部

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現代のビジネス環境では、特に効率性とデータの正確性が求められています。EDI(電子データ交換)は、企業間の取引データを電子的に正確に交換することで、ビジネスプロセスを自動化し、効率化する技術です。多くの企業が業務のスピードと正確性を向上させるために導入しています。

この記事は、EDIの基本的な仕組みから、具体的な導入方法や実際のメリットまでを体系的にできるだけ分かりやすく解説していきます。併せておすすめのEDIシステム(全2製品/2025年1月時点)をご紹介します。

EDIとは?

EDI(Electronic Data Interchange/電子データ交換)は、企業・ビジネス間でのデータ交換の自動化によって、確実性、業務効率向上、コスト削減を実現する仕組み・技術、およびそれを実現するITツールのことを指します。

具体的には、EDIは電子的に業務データを交換する仕組みを用いて、主に企業間の取引情報を効率的にやり取りするために使われます。

EDIの歴史的背景

EDIによって、手作業でのデータ入力や書類の郵送のような従来の方法に比べて、迅速かつ正確にデータがやり取りできるようになります。EDIは1970年代後半に自動車業界で普及しはじめ、他の業界へと広まったとされています。具体的な例として、注文書、請求書、配送通知などの取引文書のやりとりが挙げられます。

従来の紙ベース/アナログ手法の取引方法は、手間がかかり、また入力ミスや紛失も発生しやすい大きな欠点がありました。電子データでやりとりするEDIによって、それらの課題を解消します。特に大規模な企業では、年間数万件にも及ぶ取引文書を効率よく処理するためにEDIが不可欠です。また、基幹システムなどとの連携とともに、在庫管理や注文処理をリアルタイムで最適化することも可能となります。

EDIは単に情報のやりとりを電子化するだけでなく、ビジネスプロセス全体を効率化し、運用コストを削減するためにも有効となるデジタルの仕組みです。そのため2024年現在、ますます多くの企業でEDIシステムを含めた電子的なフローを取り入れる動きが加速し、そして一般的になってきています。従業員の手入力作業を軽減し、人的ミスを減少させることが可能となり、結果として業務効率の向上と確実性、取引のスピードアップが実現します。

EDIシステムのメリット

EDI(電子データ交換)システムの導入は、多くの企業にとって業務の効率化とコスト削減を実現する鍵となっています。EDIシステムが提供する一連のメリットを理解することで、企業はより戦略的なビジネス運営を展開できます。

  • 業務効率を向上できる
  • コスト削減を実現する
  • データ入力エラーを削減できる
  • 取引のスピードを向上できる
  • 在庫管理を最適化できる
  • パートナーとの連携を強化できる
  • セキュリティ性/対策を高められる
  • コンプライアンス強化を実現する

業務効率を向上できる

EDIシステムは手作業を減らし、業務プロセスを迅速化できます。即座に業務効率が向上し、時間とコストの削減などを実現します。これが多くの企業で最も直接的かつ大きな成果となります。

コスト削減を実現する

紙ベース/アナログ手法のプロセスを電子化し、手作業を減らすことで、印刷コストや郵送費、労働コストを削減できます。

具体的な例としては、注文処理や請求書の発行業務が挙げられます。従来の手作業では、紙と印刷にかかるコスト、さらに郵送費用が必要です。EDIを活用することで、これらのプロセスが電子データ交換を通じて自動化され、紙や印刷、郵送に関連するコストが削減されます。

また、注文ミスや入力ミスのような人的作業に由来するミスも自動化により軽減されるため、全体的な運用効率も向上します。

データ入力エラーを削減できる

EDIシステムを導入することで、データ入力エラーを大幅に削減できます。手動でデータを入力する際には人的ミスがどうしても発生してしまうところ、EDIを使うことで自動的に正確なデータ交換が可能となるためです。

例えば、発注書や請求書のデータが自動で取引先システムに反映されるため、数字の打ち間違いや入力漏れなどのヒューマンエラーを防げます。手作業の入力ミスを防ぐことで正確なデータ処理が実現し、自社としての信頼性向上、トラブルの減少にも直結します。特に大量データを扱う企業にとっては非常に重要なメリットとなります。

取引のスピードを向上できる

リアルタイムでのデータ交換により、注文から納品までのプロセスが迅速化します。これにより、業務の応答性が向上し、顧客満足度の向上が期待できます。EDIシステムはデジタル化されたデータ交換を行うため、従来の手動データ入力や紙ベースの処理作業を大幅に省略し、瞬時に取引情報をやり取りすることが可能です。

例えば注文書や請求書の交換がリアルタイムで行われるため、発注から納品までの時間が劇的に短縮されるだけでなく、手動入力に由来するエラーや遅延のリスクも格段に減少できます。

在庫管理を最適化できる

リアルタイムでのデータ更新により、在庫状況が常に最新の状態で把握できるようになります。これにより、過剰在庫や欠品を防ぎ、在庫管理の効率化が実現します。

例えば、販売データが即座に在庫システムに反映される体制を整えることで、売り上げが急増した際に迅速に追加注文を行い、欠品を避けるといった対策を迅速にあるいは自動的に講じられます。過剰在庫のリスクも軽減できます。

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パートナーとの連携を強化できる

EDIシステムは、取引先やビジネスパートナー、サプライヤーとのシームレスな情報共有を可能にします。EDIを導入することで、異なるシステム間でもデータが自動的に互換され、手動でのデータ入力や確認作業が不要になります。これにより、コミュニケーションのタイムラグが減り、ビジネスプロセスがスムーズに進行します。

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セキュリティの向上を実現する

EDIシステムは企業のセキュリティを向上させるツールでもあります。EDIシステムではデータの暗号化や認証機能により、機密情報の漏えいや改ざんのリスクを低減できます。特に高度なセキュリティが求められる業界では重要なポイントです。

コンプライアンスの強化を実現する

EDIシステムは、データの正確性と一貫性を保持し、取引データの自動記録が行われます。規制やガイドラインに従った運用が可能になることで法令順守および内部統制の面でも企業をサポートします。

例えば、個人情報保護法や金融商品の取引に関する規制において、EDIシステムを使用することで各種規定に基づいたデータ管理が自動化され、違反のリスクを低減できます。コンプライアンスの強化は企業リスクを軽減し、信頼性を高めることにつながります。

技術的概要:EDIの標準フォーマットとプロトコル

EDI(電子データ交換)は、ビジネス間での情報交換をスムーズにする技術的な枠組みを指します。EDIの構造と標準を理解することは、企業がこの技術を効果的に活用するために不可欠です。

本セクションでは、EDIの一般的なフォーマットや規格、プロトコル、そしてセキュリティ対策について掘り下げて解説します。これにより、EDIシステムの技術的な側面を包括的に理解することができるでしょう。

一般的なEDIフォーマットと規格

EDI(電子データ交換)を理解するために、まずは代表的なEDIフォーマットと規格について解説します。EDIにはいくつかの一般的なフォーマットと規格が存在し、これにより異なる企業間(BtoB)での情報交換が標準化され、効率的に行えるようにしています。

EDIFACTとANSI X12

EDIの主なフォーマット(データの構造・形式)にはまず、国際的に広く利用されている「EDIFACT」と「ANSI X12」が挙げられます。これらの規格はさまざまな業界での取引用の情報を標準フォーマットに変換する役割を果たしています。

EDIFACTはECOSOC(国際連合経済社会理事会)が標準化したもので、特にヨーロッパやアジア諸国で広く採用されています。一方、ANSI X12は米国で主に使用されている規格で、ANSI(米国規格協会)が管理しています。

規格を統一することで、企業間のコミュニケーションが容易になり、データの正確さと迅速性が保証されます。手動でのデータ入力に由来するエラーや手間がなくなり、業務の効率化が図れます。また取引データの信頼性も向上し、取引そのものの信頼性も高まり、グローバルな取引を効率的に行うための基盤を築くことができます。

XML

XML(Extensible Markup Language)は、異なるシステム間でのデータ交換において標準フォーマットとして中心的な役割を果たします。XMLの柔軟かつ人にも機械にも理解しやすい構文により、多様なデータ形式や内容を正確に表現できることが特に重要とされています。これによりシステム間でのデータ互換性が確保され、異なるプラットフォーム間での円滑なデータ統合や共有が可能となります。

自社がサプライチェーンパートナーと注文情報を交換するシーンを例にすると、それぞれが異なるシステムを用いているとしても、XML形式のデータを送受信することで、企業ごとの特有のシステムやフォーマットに依存せず、正確で迅速な情報伝達を実現できます。これにより、情報伝達の過程で発生するミスが大幅に減少し、企業間の取引がより信頼性の高いものとなります。

EDIシステムにおけるXMLの利用は、データ共有の効率化とシステム間の相互運用性を向上させます。標準化されたXMLフォーマットに対応していれば、手作業によるデータ入力ミスやデータ変換の手間が最小限に抑えられ、業務プロセス全体のスピードアップに寄与します。

EDIプロトコルとセキュリティ対策観点

EDIシステムの効果的な利用に不可欠なのが、適切なプロトコル(データを交換する際の通信ルール)の選択と強固なセキュリティ対策です。企業はこれらのプロトコルを適切に使用することで、データの盗難や改ざんから守りつつ、効率的なデータ交換を実現できます。

特に、セキュリティが重要な取引業務や個人情報を含むデータを扱う場合、より強固なセキュリティ対策は不可欠です。最新のプロトコルや適切なプロトコルを選定することがビジネスの信頼性と効率を向上させる鍵となります。

主要および国内で用いられているプロトコルの一例を以下に挙げます。

AS2 (Applicability Statement 2)

AS2はインターネット上でのデータ交換を安全に行うためのプロトコルで、暗号化とデジタル署名を使用します。主にHTTPSを介してデータを送信し、信頼性とセキュリティを確保します。

SFTP (SSH File Transfer Protocol)

SFTPは、SSH (Secure Shell) を利用してデータを安全に転送するためのプロトコルです。ファイルの完全性と機密性を保つ目的で広く使用されています。

FTPS (FTP Secure)

FTPSはFTP (File Transfer Protocol) にSSL/TLSプロトコルを追加してセキュリティを強化したバージョンです。データ転送中の暗号化と認証を実装します。

OFTP (ODETTE File Transfer Protocol)

OFTPは、特に自動車産業で広く使用されるプロトコルで、データの効率的な転送を目的としています。OFTP2はインターネット上での使用を想定しており、暗号化やデジタル署名にも対応しています。

全銀協標準通信プロトコル(Zengin TCP/IP)

全銀協標準通信プロトコルは、日本の銀行間でのデータ交換に広く使用されているプロトコルです。金融取引データの標準化と効率化を支援します。

石化協標準ビジネスプロトコル(JCBA Business Protocol/JCBA-BP)

石化協標準ビジネスプロトコルは、日本の石油化学業界で広く使用されるEDIプロトコルで、業界固有のデータ交換ニーズに対応します。

JX手順(JX Protocol)

JX手順は、日本の石油業界で使用されるEDIプロトコルで、石油製品の注文、配送、請求などのデータ交換を効率化します。

JCA手順(JCA Protocol)

JCA手順は、日本の流通業界で使用されるEDIプロトコルで、注文、配送、在庫管理などのデータ交換を効率化します。

Web-EDIで用いられるその他のプロトコル

Web-EDIはインターネット回線を使ってEDIを行う方式です。この方式では、特別なソフトウェアや通信網を必要とせず、既存のWebブラウザからアクセスできるため、導入や運用のコストを大幅に削減できることが期待できます。また、操作も従来型に比べると容易な傾向で、ITに詳しくない人でも容易に取り扱うことができるのが大きな利点です。

    おすすめ    Web-EDIとは? EDIとの違い、特徴と導入後のメリット/デメリットを解説

伝統的なEDIとWeb-EDIの主な違いは、導入と運用のコスト、そして使いやすさにあります。Web-EDIは、小規模な企業やITリソースが限られているシーンでも、電子データ交換を手軽に実現できる手段を実現できます。

Web-EDIでは、「HTTP/HTTPS」「SOAP(Simple Object Access Protocol)」「REST (Representational State Transfer)」「JSON(JavaScript Object Notation)」「ebXML (Electronic Business using eXtensible Markup Language)」などが採用されることがあります。

ITセレクトおすすめのEDIシステム

(製品名abcあいうえお順/2025年1月時点)

DrumRole OCR

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DrumRole OCR

株式会社DrumRole

  • 圧倒的な入力工数削減
  • 手書きOK・ 自由フォーマット対応
  • 既存システムと連携

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TS-BASE 受発注

logo

TS-BASE 受発注

竹田印刷株式会社

4.4

4

  • 印刷会社が自社の経験から作ったシステム。製品、販促物や備品の管理もお任せください
  • 受注・在庫管理・発注業務を効率化できる、3つのシステムと50種類以上の機能を提供
  • 業務フローに合わせた細かいプラン設定と、個社ごとに伴走する提案力が自慢

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EDIシステムの選定から導入までのステップ

EDIシステムの導入においても適切に段取りを踏むことで、効果的なシステム導入が可能となります。本セクションでは、その具体的なステップについて詳しく解説します。

  1. 導入目的の明確化と要件定義
  2. 製品の選定と評価
  3. パートナーとのテストと移行

1.導入目的の明確化と要件定義

EDIシステムの導入を成功させるために、まず導入目的を明確にし、できるだけじっくりと要件定義を行いましょう。システムを導入する目的を明確にすることで、各ステークホルダーが共有する目標を把握し、システム導入後の期待効果を最大化できるからです。

要件定義は、その目的を達成することに向けた手順や仕様を定める作業です。具体的には、自社のニーズをあらためて正確に洗い出して、自社のニーズ、どのような業務プロセスを改善したいのか、どの業務に最も時間がかかっているのか、いつまでに何をどれだけ達成することを目標とするのか、また将来的にどのような機能が必要になる可能性があるのか、といった要素をできるだけ多くリストアップし、優先順位を付けた「要件」としてまとめましょう。

2.製品の選定と評価

続いて、市場にどのようなEDIシステムが存在するかを調査します。各システムの特徴、価格、提供する機能、サポート体制などを比較検討し、自社の要件に最も合致するシステムを見つけましょう。

(1)で要件をある程度具体的に定めておくことで、この工程をより楽に、確実なのもにできます。取引業務の効率化、在庫管理の最適化、さらにはパートナー企業との連携強化といった多くのメリットを享受するために、例えば、システムの柔軟性や拡張性、セキュリティ機能、ユーザーサポートの質などを検討しましょう。

また、システム導入には初期投資だけでなく、運用コストも考慮する必要があります。ライセンス料、メンテナンス費用、アップデート費用など、長期的なコストを見積もり、総所有コスト(TCO: Total Cost of Ownership)も併せて評価しましょう。

クラウドサービスは昨今のITの発展と共に進化しており、販売管理システムも同様に多様化しています。できるだけコストを抑えたい中小企業に向けたシステム、また小規模な導入シーン向けに無料プランを用意する製品もあり、それらも十分な機能を持つ製品が増えています。

「無料プラン」あるいは「無料トライアル」を用意する製品であれば、その無料範囲で試験的にスモールスタートし、機能の有効性を検証することも、自社に適するかどうかを見定めるためのおすすめ方法の1つです。

3.パートナーとのテストと移行

EDIシステムの導入においては、パートナーとのテストと移行フローも極めて重要になります。システムは自社内で完結するのではなく、他社/パートナーのシステムと正しく連携し、取引が円滑に行われるかどうかが求められるためです。

具体的には、実際のデータを使用して受注から請求までの一連の取引プロセスをシミュレーションし、問題が発生しないかを確認しあいます。このプロセスを徹底することで、EDIシステムの信頼性を向上させ、運用中のトラブルを最小限に抑えることができます。

パートナーとのテストと移行フローは疎かにせず、システム稼働前にしっかりと確認を行いましょう。導入後の運用をスムーズにし、各パートナーとの取引を円滑かつ効率的に進めるための基盤を築くことができます。

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EDIシステム導入後の運用ポイント

EDIシステムの導入後も、システム稼働が円滑で効果的であることを確保し、継続していくことが求められます。最低限行っていきたいチェックポイントは以下の通りです。

データ品質管理

データ品質の管理を継続し、維持していく工程は、EDIシステムに不可欠です。EDIでは特に、データの正確性、完全性、適時性が確保されていなければシステム全体の信頼性が低下し、業務に支障をきたす可能性があるからです。

例えば在庫データが不正確となってしまったらどうか。注文履行の精度が減少し、誤配送や返品の発生が増加する原因となり、結果として大きなトラブルにつながる可能性があります。

パフォーマンス監視

品質とともに、パフォーマンスの監視も欠かせません。適切なパフォーマンス監視を行うことで、システムのスムーズな運用や潜在的な問題の早期発見が可能となります。

例えば、トランザクションのスループットやレスポンスタイムの定期監視などがあります。監視によって異常なデータの遅延やシステム停止を未然に防げます。取引業務の迅速な処理や、データ入力エラーの低減などにもつながります。システムの信頼性を高め、業務の効率を最大限に引き出すために必要となるでしょう。

継続的な改善

データの品質管理やパフォーマンス管理をふまえつつ、継続的な改善を通じてEDIシステムの効率と信頼性を常に維持させることに務めましょう。

例えば、定期的なシステムの更新や最新技術の導入、新しい業務プロセスに対応するための設定変更などが挙げられます。また、ユーザーからのフィードバックをもとにシステムの使いやすさを改善していく活動も重要です。

このプロセスは、システムの安定動作を保つだけでなく、新たなニーズや市場の変動にも柔軟に対応できる体制を築くことにもなります。EDIFACTやXMLなど標準フォーマットの更新も含むため、担当者は最新の動向に目を光らせておく必要があるといえます。

また、内部統制やセキュリティの向上も忘れてはなりません。業務プロセスや取引データの自動化・最適化を目指す中で、何らかのセキュリティリスクが生じないか常に確認・改善を怠らない体制も求められます。データの品質管理やパフォーマンスの監視を徹底することで、EDIシステムが信頼できるビジネス基盤として機能し続けるためです。

EDIツールを活用して業務効率化とビジネスのスピードアップを実現しよう

EDIシステムは、特に帳票発行業務における業務効率の大幅な向上を実現し、ビジネス全体のスピードを加速させられます。手作業によるデータ入力ミスを防ぎ、リアルタイムでのデータ交換が可能となるため、取引の迅速化やコスト削減が期待できます。また、取引先との連携強化やセキュリティの向上も図れるため、企業の競争力を大きく高めることもできるでしょう。これらのメリットから、EDIシステムの導入は現代のビジネス環境において欠かせないツールとなっています。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ぜひITセレクトのコンシェルジュサービス(無料)までお問い合わせください。適切なIT製品・サービスのご紹介や各種資料を分かりやすくご提供します。

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製品紹介

EDIシステムの製品が2件あります

EdiGate/POSTは、仕入先との EDI(電子化)を低コスト・短納期で実現できるクラウド型の「WEBーEDI」サービスです。社内システムと連携することで、仕入先との注文書発行業務のコスト削減や納期確認作業を軽減。リードタイムの短縮も実現します。操作方法はシンプル。インターネットに接続するだけでEDIが利用できるので、仕入先にも負担がかかりません。

EDIの標準的な帳票機能(見積依頼書、注文書、納品書、検収一覧表)を搭載し、それらの帳票を電子化(PDF化など)して配布できるEdiGate/POST。以下のような特長があります。

帳票データの自動配信
現在、自社でご利用中の社内システムと連携。EdiGate/POSTが帳票データを電子化し、仕入先へと自動配信します。

セキュアにデータ交換
ExcelやWordで作成した見積書や容量の大きい図面など、さまざまな形式の帳票データを仕入先と送受信できます。さらに、SSL通信による暗号化をはじめ、IDおよびパスワード、ウイルスチェックをかけたセキュアなデータ交換が可能です。そのため情報漏えい対策になるほか、メールのセキュリティ対策としても活用できます。

簡単操作。仕入先にもメリット
操作はシンプルです。自社、仕入先双方がインターネットに接続しているだけで簡単に利用できるため、仕入先にも負担をかけさせません。さらに、仕入先の自社システムやExcelなどの帳票データを2次活用できるので、帳票業務も軽減できます。


EdiGate/POSTを導入することで以下のようなメリットを得られます。

購買コストを大幅に削減
EdiGate/POSTによりペーパレス化を実現できるため、紙ベースの帳票業務と比較して、用紙・印刷・郵送などの費用や、仕分け・発送などの人件費を大幅に削減。また、帳票の作成から郵送までの時間を一気に短縮できます。

リードタイムを短縮
Web画面上で納期の回答・照会(仕入先:納期回答、発注企業:回答照会)ができるため、リードタイムを短縮できます。

トレーサビリティをいつでも確認
仕入先の送受信確認や利用者の操作履歴(ログ)が残るので、「いつ・だれが・なにを・どうしたか」といったトレーサビリティ(履歴)の確認がいつでもできます。そのために、「送った」「受け取っていない」といったトラブルをなくすことができます。

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REXASS-5は、流通BMSに対応したEDIシステム。REXASS上で業務を完結し、スピード経営を実現。導入企業の要望に合わせた、全部門を包括するEDIシステム構築が可能です。

ダッシュボード
受発注データを基に売上状況の分析が可能になります。
データ入力業務に手を取られていた事務の方々がデータ分析を行う事で、業務改善や販売戦略を企画するなど、本来の本部の動きが可能になります。

Web商談ツール
取引先とREXASS上でコミュニケーションが可能になります。
取引先との商談の効率化を図り、本来のメイン業務である接客や店舗改善業務に集中し、売上向上が可能になります。

データ交換ツール
REXASS-5内でデータ交換ができるようになります。
ファイル交換機能を使って企業間でのデータのやりとりがスムーズになります。

さらに、業種特化型の「REXASS-産直EDI」「REXASS-生鮮EDI」も提供しています。

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EDI/EAIデータ変換ソフト
Biware EasyExchange

株式会社インターコム

4.1

2

Biware EasyExchangeは、企業間EDI(電子データ交換)や企業内の異なるシステム同士のデータ連携に必要とされるデータ変換を簡単に実行できる汎用トランスレーターです。

企業は、それぞれ異なるデータフォーマットを採用しており、取引先のデータを自社システムに取り込むためにはデータ変換処理が必要になることが一般的です。Biware Easy Exchangeでは、CII標準や流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)をはじめ、UN/EDIFACT、固定長、CSV、XML、データベース(Microsoft SQL ServerやOracle DB)など、さまざまなデータフォーマットに対応しているため、シームレスな企業間EDIを実現できます。

<主な特長>

●さまざまなデータフォーマットや文字コード変換に対応

先述した多彩なデータフォーマットに対応するほか、社内の1ローカルファイルを複数の標準ファイルへ変換するといった1対nのファイル分割変換・結合変換も可能です。さらに、ホストコードなど国内で利用されているさまざまな文字コードにも対応しています。

●高速処理を実現するデータ変換エンジン
通常、文字コードの変換は一文字ずつ順に変換処理を行うため、多大な負荷や時間がかかります。しかし、Biware EasyExchangeでは継続的にデータ変換エンジンの改良を行っており、文字コードの変換やデータ処理の高速化を実現しています。

●操作性に優れたデータマッピング
GUIベースのマッピング(データレイアウト変換)ツールを利用しているため、ドラッグ&ドロップ操作でレイアウト変換のルールを設定できます。さらに、文字列の置き換えや削除などレイアウト変換時の編集付加処理を定義するロジックコントロールについても、GUI上から設定可能。「商品名」や「価格」など変換元と変換先の同一項目同士を自動的にマッピングさせる機能も搭載しています。

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ユーザーレビュー

総合評価

4.1

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データ変換ツール

4

投稿日:

良いポイント

この製品の良い点は、コーディングで対応する箇所をシンプルにデータベース間、データベース/テキスト間など、取引先からのデータをツールで処理可能な事です。また、GUIでの操作性が効果的であるという強みと変換エンジンのロバスト性の向上により、以前取引毎に於いて約1時間は使っていたデータ変換処理が、僅か10分間で完了するようになった点です。

改善してほしいポイント

このツールでは、今のところ何も不都合は無いですし、特に問題はないとの所感です。強いて言うならば、どの変換ツールにも言える事なだけに微妙かも知れませんが、バージョン管理が不可なところです。


嘉邑 秦呉
ユーザー(利用者)
職種ITコンサルタント
業種ソフトウェア・SI
社員規模1000人以上

直観的に使えるデータ変換ツール

4.5

投稿日:

良いポイント

データの変換が容易に行えます。DB→テキスト、テキスト→DB、DB→DB、テキスト→テキストの変換に対応しており、直観的な操作で変換の定義をすることができます。Windowsの標準の操作もある程度(Ctrlキーと組み合わせた操作等)対応しており、操作に慣れれば作業効率アップが期待できます。通常は、取引先からのデータを変換するために使用していますが、応用を利かせれば、全く別の目的にも使用ができます。(業務システムの検証用データの作成等)保守サポートに加入していれば、サポートも手厚く、エラー発生時や操作で分からないことなど、迅速に対応してもらえます。

改善してほしいポイント

レイアウトの定義を共通化して使用している場合、意図せずタイムスタンプが書き換わってしまうため、厳密なバージョン管理が難しいです。その点が改善されればさらに使いやすいツールになると思います。


非公開ユーザー
ビジネスパートナー
職種プログラミング・テスト
業種ソフトウェア・SI
社員規模20-50人未満

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BtoBプラットフォーム 受発注

株式会社インフォマート

3.7

21

「BtoBプラットフォーム 受発注」は、Web上で発注・受注ができる受発注システムです。取引で発生した請求データを一元管理できます。日々の受注・発注の効率化だけでなく、月次決算がスピードアップ、飲食店の店舗経営にも役立ちます。

「BtoBプラットフォーム 受発注」は、「中小企業共通EDI標準仕様」に認証されました。中小企業共通EDIは、中小企業取引に最適化・標準化された、簡単・便利・低コストを目指した取引データの企業間交換の仕組み(EDI)です。


発注する企業のメリット
発注業務はもちろん、店舗経営の判断材料にも活用できます。

■生産性向上
本部の事務処理時間を大幅削減。メイン業務に集中できるため、生産性が向上します。

■レシピ管理
レシピの情報を「BtoBプラットフォーム 受発注」上で一括管理できるため、コストコントロールも楽になります。

■経営の見える化
正確な原価率の算出・月次の早期確定で、経営の見える化を実現します。

■スマホ・タブレットでも発注可能
スマートフォン・タブレットにも対応!場所や時間を選ばず発注できます。

受注する企業のメリット
受注ミスのリスク軽減や、請求業務の簡素化が実現できます。

■受注ミス軽減
データ受注によるミス・トラブルの軽減で、顧客満足度の向上につながります。

■受注データの自動取込
受注データの自動取込みで、スタッフの作業負担が軽減します。

■受注データの一元管理
全ての取引をデータ受注で一本化。PC1台に受注業務を集約できます。

■24時間受注可能
24時間受注可能。営業活動の幅が広がります


「BtoBプラットフォーム 受発注」が選ばれる理由
・設備投資ゼロ!新たなシステム開発費や維持費は必要ありません。
・電子帳簿保存法、インボイス制度を始めとする最新の法令に対応しています。
・豊富なシステム連携実績あり。既存の社内システムや販売管理システムとのデータ連携が可能です。
・導入後や稼働のフォロー、使い方講習会など、充実したサポート体制で顧客をバックアップしています。
・納品伝票や請求書など、かさばる紙の帳票もWeb上で保管ができ、紛失のリスクも軽減できます。
・常に高レベルのセキュリティを確保できる体制を構築し、24時間365日の監視を実施しています。

製品詳細を見る

ユーザーレビュー

総合評価

3.7

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受注業務のデジタル化

4

投稿日:

良いポイント

・受注業務がデジタル化され、確認漏れを防ぐことができ情報の一元管理ができる・納品書や請求書などがペーパーレス化される・システムで業務が自動化されるためヒューマンエラーが起きにくくなる

改善してほしいポイント

・初期導入時が、取引先からの招待になっているなど、導入までの流れがわかりにくい・パッケージでの運用になっているため、もう少しカスタマイズできる機能があると嬉しい・スマートフォンからの利用をもう少し見やすくしてほしい


非公開ユーザー
IT管理者
職種社内情報システム(企画・計画・調達)
業種総合卸売・商社・貿易
社員規模100-300人未満

幾つかに標準化してもらいたい

4

投稿日:

良いポイント

優れている点・好きな機能・APIなど各種外部連携サービスがある。・Faxやメールが不要になり、在庫管理がしやすい。その理由・債権管理や販売管理など連携機能がある。請求書ではSlack連携のフローもある。管理者視点で管理しやすい。・Faxだと地味に送信エラーや不通、誤送信があるが、システム化されるのでその負担や不安を払拭できる。また棚卸管理も把握しやすい。

改善してほしいポイント

欲しい機能・分かりづらい点・連携サービスが少ない。・金額が他プラットフォームに比して高価その理由・幾つか同じようなサービスを各提供会社で差別化を図っているから仕方ないのかなと。。。グループが出来上がっていてAPIもそれに依存する部分が大きい。・致し方ない部分もあるかと思います。大抵は大手企業からこれ使ってるから使ってくださいと強要されます。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種保守・運用管理
業種ソフトウェア・SI
社員規模不明

発注業務がスムーズに

4

投稿日:

良いポイント

今までは各取引先ごとに違うフォーマットに記入してFAXしてと、手間と紙の無駄遣いをしていたがこれを介しての発注は違う業者でも一括で入力から発注までが行えるためかなり楽が出来る。

改善してほしいポイント

例えば同じアイテムでもフレーバーが違うと単位が【本】と【c/s】で違ったりするので棚卸時によく注意しないと大変なことになってしまうので統一してほしい。(取引先の設定の仕方か?)


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種営業・販売・サービス職
業種食堂・レストラン
社員規模100-300人未満

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EXtelligence EDIFAS

株式会社エクス

3

1

EXtelligence EDIFASは、発注や納期回答、出荷などの企業間取引を電子化するクラウド型のEDIシステムです。中堅中小の製造業を中心に3000社を超える企業の導入実績があります。

<EXtelligence EDIFASが選ばれる5つのポイント>
●あらゆる企業間取引を電子化
受発注・見積依頼・出荷・仕入検収・支払通知など、EXtelligence EDIFAS1つでさまざまな企業間取引に対応可能です。生産計画や支給など製造業特有の取引にも対応しています。

●コストを抑えた導入が可能
クラウドサービスなので、サーバーの設置やメンテナンスは不要。1IDあたり月額基本料金3,000円からというリーズナブルな価格で利用でき、無料トライアル環境を本番へと継続利用できるので、早期にEDI取引をスタートできます。機能を限定した無料プランも用意されています。

●各種シリーズと連携可能
EXtelligence EDIFASはExtelligenceというプラットフォームのサービスの1つであり、EDIFASのほかにも同プラットフォームではさまざまなサービスが提供されています。これらのサービスとEDIFASを組み合わせることで、企業間取引をより効率化できます。

●中小企業共通EDI準拠
EXtelligence EDIFASは、政府推奨の「中小企業共通EDI」に準拠しています。中小企業共通EDIは、既存のEDI製品が抱える課題を解決する仕組みとして注目されており、EXtelligence EDIFASを利用することで将来的に多様なEDIサービスと連携しやすくなります。

●初心者でも容易に操作可能
EXtelligence EDIFASは、システムの操作に不慣れな担当者でも利用できるよう設計されています。操作するユーザーに合わせて画面のレイアウトを変更することも可能です。もちろん、安心して使えるようにサポート体制も整備しています。

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ユーザーレビュー

総合評価

3

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基本機能に問題はないが改良に期待

3

投稿日:

良いポイント

EDIに関する基本的な機能は備えていて、その点の実用性にはなんら問題はない。また帳票、伝票を自身で作成できる点も良い、表示項目のカスタマイズもできるのも便利。かつ費用も安く、不具合もみつからないので基本機能の完成度は高い。

改善してほしいポイント

納期の変更や納期の再確認が必要となった際の対応に役に立つ機能が少ない。こういったケースがメールやFAXだと管理がしづらいので、システムで管理できると大変助かるので機能強化にて対応してくれることを期待。また同社の電脳工場と連携することができるが、こちらも各種変更になった場合の機能対応が不十分でいまいち使い勝手がよくない。


非公開ユーザー
IT管理者
職種社内情報システム(その他)
業種電気・電子機器
社員規模100-300人未満

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ACMS WebFramer

株式会社データ・アプリケーション

4.5

1

ACMS WebFramerは、企業間取引をIT化して効率化するWeb-EDIシステムを構築するためのプラットフォーム製品です。

業務管理やアカウント管理、セキュリティポリシー管理など、Web-EDIとして不可欠な管理機能を搭載した「管理機能」と、業務データベースやWeb画面レイアウトなどを設定するだけでWebアプリケーションを自動生成可能なオプション機能である「Webアプリケーション構築支援ツール」から構成されています。

<ACMS WebFramerの特長>
●自由度や柔軟性の高いWeb-EDIシステムを構築
Web-EDIシステム用の構築基盤である当製品では、画面上で操作する設定情報の登録・変更だけで業務データベースやWeb画面のレイアウトなどさまざまな開発が可能です。また、用途に合わせてさまざまな帳票をレイアウト可能。帳票を動的にPDF化し出力する機能も提供します。

これにより、スクラッチ開発のような自由度を残しつつ、ノーコード開発の工数削減効果を生かしたWeb-EDIシステム構築を進めることが可能です。Web-EDI業務の迅速な立ち上げを支援するため、アプリケーションサンプルやWebアプリケーションテンプレートも提供しています。

●Web-EDI業務のミスを防ぐ機能を搭載
業務においてEDIシステムを扱う際に役立つ各種機能を搭載。新着情報通知やメール通知といった業務の対応漏れを防ぐ仕組みを提供するほか、項目入力時のエラーチェックなど、Web-EDI業務担当者の運用負荷軽減に役立つ入力支援機能も豊富です。製造業にて利用される「受注残管理」にも対応可能です。

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ユーザーレビュー

総合評価

4.5

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Web-EDIの仕組みを短期間で構築することが可能

4.5

投稿日:

良いポイント

・Webアプリケーション構築支援ツールを利用することで、Web-EDIの仕組みを短期間で構築することが可能 →業界向けのテンプレートが準備されているため、  スクラッチ開発より手間がかからず、導入までの時間を大幅に短縮できた。・セキュリティポリシー機能の充実度が高い →エンドユーザーのポリシー変更にスムーズに対応することができた。・企業やグループ、個々のユーザーごとに細かな権限の設定が可能 →多様な統制を簡単に実現することができた。・アカウントや権限管理の機能が充実している →認証などの部分を簡単に組み込むことが可能なためスムーズに導入できた。

改善してほしいポイント

・コマンドでのインポート・エクスポートツールは便利ですが、サーバー上でのみ利用可能な点が不便です。 クライアント上での利用が可能であれば、さらに使いやすくなります。・テナントではなく、業務単位で管理画面を開放できるとさらに便利です。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種宣伝・マーケティング
業種情報通信・インターネット
社員規模100-300人未満

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EOS名人.NET

ユーザックシステム株式会社

4

3

EOS名人.NETは、流通BMSやWeb-EDI、メールEDIなどさまざまな受発注形式を一元管理できるEDIシステムです。多岐にわたる小売業とのEDIに対応可能です。

データの送受信といった基本的な機能はもちろん、データの訂正や緊急での発注入力、納品書・納入明細書・ピッキングリストの発行など、EDI業務にとって必須の機能を標準搭載しています。基幹システムや物流システムとのシームレスな連携もでき、変化の激しいビジネス環境にも柔軟に対応可能なシステムです。

<EOS名人.NETの特長>
●流通BMS、全銀TCP/IP広域IP網に対応
流通BMS(JX手順)、全銀TCP/IP広域IP網に対応しているため、量販店やスーパー、ドラッグチェーンなど、あらゆる取引先からのオンライン受注をワンシステムで構築できます。これにより、取引先ごとにソフトやPCを使い分ける必要はありません。

●コスト削減や短納期開発に役立つ支援機能
データレイアウトの変更や追加が生じた際にパラメータ設定のみ簡単に対応できるマッピング機能を提供しています。新たな取引先とのEDIを構築したり基幹システムとデータ連携させたりする際に、プログラムレスで改修が可能。取引先ごとに異なるデータフォーマットの変換作業にも役立ちます。

●法改正や内部統制にも対応
電帳法対応クラウドオプションを利用すれば、改正電子帳簿保存法に完全対応できます。EOS名人.NET経由で送受信処理を行うと、クラウドへの自動保存も可能となります。改正帳簿電子法へ対応するために、日々の業務内容を変える必要はありません。そのほか、インボイス制度への対応や、利用者認証や操作ログ保存といった内部統制強化に対応するための機能も備わっています。

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ユーザーレビュー

総合評価

4

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オンライン受注やBMS対応は良いと思う!

4

投稿日:

良いポイント

弊社側の使い方は大手小売りからの注文をオンライン受信を行い受注管理を行っています。リピート注文など大量の注文などを一気に処理できるため弊社では非常に重宝しているシステムです。特にノーコードを活用した「マッピング」機能でシステム上機能を作り上げることができるため私は重宝しています。(もちろん、メーカー側にお願いして開発もしてくれます)今でこそ「ノーコード」と世間で騒がれていますが、EOS.NETになって10年以上に経過していると思いますが、当時から「ノーコード」(マッピング)で作り上げることは可能な仕組みでした。慣れてくるとコツもわかるため私は非常に良いと思います。チャーンストア協会など標準的な帳票のレイアウトも揃っているためそれをベースに出力帳票を開発することも可能。またオフラインの内容をEOS.NETへ入力+登録しておき、EOS.NETから基幹システム(販売管理)へ連携するといったことは可能です。基幹システムに合わせられた状態でCSV形式でデータ連携はできますので、非常に汎用的に運用できますし、使い方もアイデア1つでいろいろできるところが私は良いと思っています。

改善してほしいポイント

以前は購入型のシステムで、年間保守を支払えば運用(使用する)することは可能だったのですが。。現在は料金体系が変更となり、年間保守の他にライセンス料がかかるため。以前の方がよかったです。(費用面の話)以前からもろもろの導入費用も高めに感じていましたが、さらに高く感じるようになりました。仕組みとしては良いのでその辺を再度検討してほしい・・


非公開ユーザー
導入決定者
職種社内情報システム(開発・運用管理)
業種その他製造業
社員規模100-300人未満

サポート品質がよい

4

投稿日:

良いポイント

一度設定をしておけば、日々の運用は利用者がボタンを数回クリックするだけの簡単なものになります。また、送信も受信も、設定内容はかなり詳細に組み立てることができ、変数を使用した可変値なども組み込むことができます。元データから仮想中間テーブルを作成して実データを作成する仕組みですので、元データに無い値も設定できますし、かなり柔軟な設定が可能です。

改善してほしいポイント

データを送受信した際の生データは本ソフトが使用しているSQL Serverに蓄積されますが、生データを直接確認したい時などはかなり面倒です。当社では送受信処理の最後に、生データをテキストファイルに落とすように設定、テキストファイルで後のチェックを行っています。


非公開ユーザー
IT管理者
職種社内情報システム(その他)
業種食料品
社員規模100-300人未満

データ連携をビジュアル的に出来る

4

投稿日:

良いポイント

EOSやEDIの受注データを一覧表を確認しながら好きな形のCSVデータに変換できるようになった。また、一覧表を確認しながら作成できるのでパソコンに詳しくない者でも受注データを作成することはできるようになり、受注の効率化が進んだ

改善してほしいポイント

使用していて特に問題は発生していないが、操作説明をきっちりと受けていないと操作が難しい。詳細なマニュアルがあれば良いと思う


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種社内情報システム(CIO・マネージャ)
業種食料品
社員規模1000人以上

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Biware EDI Station 2

株式会社インターコム

4.7

4

Biware EDI Station 2は流通・製造・金融をはじめ、多様な業界で利用されているオンプレミスEDIサーバーです。インターネット上での受発注業務はもちろん、レガシーシステムでの受発注業務も一元管理できます。シリーズ累計で65,000社以上が導入した実績があり、受発注をはじめとする企業間取引の効率化を支援しています。

Biware EDI Station 2は、Web APIや、他製品サービスとの接続のためのアダプター、プログラム呼出など、多彩な方式での業務システム連携が可能であり、企業における業務全体の効率化を促進します。

<Biware EDI Station 2の特長>
●ジョブフローを定義してEDI受発注業務を簡素化
自動処理のルールとなるジョブフロー(ワークフロー)の定義をノンプログラミングで手軽に作成できます。

●EDIに必要な機能をオールインワンで搭載
EDIの運用に必要な基幹システムとの連携やスケジュール・履歴管理、送受信データの変換、各業界で使用されている通信手順をオールインワンで提供します。

●AnserDATAPORT接続検証済み
NTTデータが提供する閉域IP網「Connecure」を経由した全銀TCP/IP手順で、AnserDATAPORTとの接続が可能です。

●ひかり電話「データコネクト」接続検証済み
フレッツ光のひかり電話を利用したデータコネクト接続で、全銀TCP/IP手順(インターネット)および全銀TCP/IP(電話回線/ISDN)のEDI通信が可能です。

●柔軟なデータ変換で取引データを自動処理
自社基幹データとEDI業界標準データの相互変換を実現します。さらに受信した取引データに対し、明細(レコード)単位でデータを並び替えることができます。

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ユーザーレビュー

総合評価

4.7

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EasyExchangeを使いこなせ!

5

投稿日:

良いポイント

優れている点・好きな機能・EasyExchangを使うことでマッピング変換の大半が可能・APIもできるが、トリガーファイル機能が便利その理由・基本的にはほぼスクリプト等を用意せずにGUIでマッピング管理できるので作業がし易い・トリガーファイルを生成した事を検知して動作実行できる事により、APIをたたきに行くような作業自体がいらない

改善してほしいポイント

欲しい機能・分かりづらい点・自動でトリガーファイル等、本来は消す必要があるファイルを消すのは自分で組み込む必要がある・シンプルな機能で使いやすい分、操作する人には知識が求められるその理由・作業終了後にトリガーファイルを削除する事をしないので、残し忘れファイルができてしまうミスをする可能性がある・各種通信手順やファイル内容について、個別に学習して対応が必要(他のソフトの方が良いケースもある)


非公開ユーザー
IT管理者
職種社内情報システム(開発・運用管理)
業種食料品
社員規模100-300人未満

導入実績も多く機能も多いので、安心して使えるEDI製品

5

投稿日:

良いポイント

現在はJCA手順と全銀手順しか使ってませんが、導入後、これまでEDI関連の障害は皆無で、動作は非常に安定している。また、ブラウザの管理画面で送信結果や送信件数の確認なども簡単に行える機能があるので、エンドユーザー用のIDを発行し、管理画面から送信件数を直接確認してもらう運用にして、こちらの手間が軽減できている。

改善してほしいポイント

この製品の機能面に対しては特にないが、現在INS回線で使っており、近々環境の更新が必要になる。「Biware Cloud」などのクライドサービスも提供されるようだが、そういったサービスや後継製品に対しても、現在の設定をきちんと移行できるようにしてほしい。


非公開ユーザー
IT管理者
職種保守・運用管理
業種その他サービス
社員規模50-100人未満

6万社導入のEDI

4

投稿日:

良いポイント

このサービスの素晴らしいポイントとしては、導入実績は勿論の事、EDIフォーマット全てをカバーしており、トランザクションの数も特徴の一つと考えます。全ての通信手順に対応しているのはメリットが高いです。実際一つのパッケージ製品で、ワークフローにより膨大かつ複雑な取引先数、通信数、通信手順に適していた事が実感でき、助かっています。

改善してほしいポイント

改善点はラインナップに統合ソリューションを加えて欲しい事と、パートナーとの連携製品が少ないため、他製品との組込が最小になるように工夫頂きたいです。


嘉邑 秦呉
ユーザー(利用者)
職種ITコンサルタント
業種ソフトウェア・SI
社員規模1000人以上

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Meeepa

TDCソフト株式会社

2.5

5

MeeepaはIT企業向けのクラウドEDIサービスです。IT企業では業務委託などパートナー企業との契約・受発注・請求・精算といった業務が多く発生しますが、Meeepaではこうした業務に付随する紙書類のやりとりを電子化し、ペーパーレス化や業務効率化を促進します。

クラウドサービスのためメンテナンスは不要。初期費用は0円で月額料金のみの料金体系を採用。発注会社側のみ月額費用がかかり受注会社側には費用がかからないため、取引先に費用負担をかけることはありません。

Meepaでは、準委任(SES)・派遣・一括請負契約などの各種契約方式に対応し、下請法・電子帳簿保存法・派遣法などの法律にも対応することで、コンプライアンス強化の対策にも貢献します。

<機能の特徴>
●簡単導入ですぐに利用可
面倒な手続きがなくWebで利用登録でき、各種手順書など豊富なガイダンスを用意されている、誰でも簡単に導入・利用できます。

●見積作成処理を簡素化
見積作成時に毎月過去のデータをそのままコピーしたり、コピー後に変更して流用したりすることで簡単に見積依頼が可能です。

●稼働実績の突合せが不要
システムに稼働時間を登録することで請求支払額が自動計算され、受注会社で金額確認を行うため、購買部門での照合作業が不要になります。

●万全な法対応
電子署名及び電子帳簿保存法の一部の要件であるタイムスタンプが備わった電子契約書を自動生成します。

●技術者スキルを可視化
技術者自身がスキルシートを作成・編集できるため、自社内の技術者の最新のスキル情報を管理するのにも便利です。

●新規パートナー開拓
求めている技術者が在籍するパートナー企業を検索してフレンドになると、取引が可能になります。他社から自社を検索できない設定も可能です。

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ユーザーレビュー

総合評価

2.5

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とてつもなく使いづらい

0.5

投稿日:

良いポイント

良いと思うところはまったくありません。取引先の都合で、Meeepaを使用しています。Windows95の時代のようなPKGで、とにかく使いづらいです。見積1枚取引先に送るにも依頼や承認のフローでも、見積作成、承認、依頼と3回必要で、わかりにくいです。

改善してほしいポイント

欲しい機能・分かりづらい点・特にありません。・その理由・自社ではまず導入しようと思いません。・このシステムを導入することにより業務効率が大幅に落ちるのではないかと思います。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種経営・経営企画職
業種情報通信・インターネット
社員規模50-100人未満

シンプルで使いやすいです

4

投稿日:

良いポイント

非常にシンプルで使いやすいです。他社の独自製品も月末処理等で使わせて頂いておりますが保守開発がうまくいっていないのか使いずらいものが多い上に月末になると一斉にみんながアクセスするので重くなるといった問題があります。Meeepaはそのような事無く使えます。

改善してほしいポイント

特にありませんがIFのデザインが白とオレンジを基調にしているのですが好みで変更出来れば良いと思います。出先から操作する事もあるのでスマホでの操作がサクサク出来ると更に良いです。また、これは仕方のない事ですが使っている会社が限られるので下請けの立場としてはA社は〇〇、B社は〇〇、など使っているツールが異なるのでそれぞれを覚えるのが大変です。もっと広まって欲しいと思います。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種営業・販売・サービス職
業種情報通信・インターネット
社員規模50-100人未満

Meeepa

3

投稿日:

良いポイント

当社は従業員が少ないので、契約に関わる業務に人員を割り当てることがでいないので、当方が行っているのですが、契約に関わることをシステム化できるようになり契約内容の正誤など手作業でやる必要がなくなり助かっています。また契約状況もひと目で確認できるため、顧客に書類を送り忘れたとか、送り先を間違ったなどといったことがなくなり重宝しています。契約書を作成ペーパーレスで見積もりや契約書の提出などを試せて紙の煩わしさを改めて痛感しました。またペーパーレスになると契約なども電子システムで行えて色々と経費が削減出来ると思います。

改善してほしいポイント

プレミアムプランは発注機能を使うために基本料金が結構かかるので個人の私は少し敬遠してしまう。ペーパーレス化がもうすこし普及してからであればいいが、まだ紙依存の会社が多い中で導入するのは少し躊躇します。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種社内情報システム(企画・計画・調達)
業種情報通信・インターネット
社員規模20人未満

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TS-BASE 受発注

竹田印刷株式会社

4.4

4

  • 印刷会社が自社の経験から作ったシステム。製品、販促物や備品の管理もお任せください
  • 受注・在庫管理・発注業務を効率化できる、3つのシステムと50種類以上の機能を提供
  • 業務フローに合わせた細かいプラン設定と、個社ごとに伴走する提案力が自慢

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ユーザーレビュー

総合評価

4.4

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真摯に対応してもらいお互いに成長していけると思います

4

投稿日:

良いポイント

優れている点・好きな機能・倉庫システムと受注システムが連動している・違う基幹システムと併用しているがCSV出力で取込ができ大きなシステム変更なく実施できた。

改善してほしいポイント

送料、見積等顧客対応の部分については改善の必要性を感じていますが、改善の部分も積極的に意見を聞いてくれるので今後に期待しています。


非公開ユーザー
導入決定者
職種経営・経営企画職
業種その他製造業
社員規模20-50人未満

受発注システムのクラウド化

4.5

投稿日:

良いポイント

お客様向けの新たな注文サイトを立ち上げるにあたり、様々な製品を比較検討しました。導入コスト、ランニングコスト、導入後のサポート、導入支援体制について様々なシステムをデモ利用し検討しましが、一番コストパフォーマンスが優れている製品です。

改善してほしいポイント

製品を選択する際の表示形式や文字数などについては、カスタマイズしやすいようにもう少し柔軟に変更できると尚良いです。


非公開ユーザー
導入決定者
職種宣伝・マーケティング
業種デザイン・製作
社員規模100-300人未満

シンプルな操作・仕組みで、貸出作業が約半分に減少

4.5

投稿日:

良いポイント

○シンプルでわかりやすい注文サイト、管理システム、倉庫システムのいずれもが操作がシンプルでわかりやすいです。戸惑うことはほとんどなく、テスト環境を構築いただいてから実働開始まで1ヶ月足らずでたどり着くことができました。稼働開始後の業務共有においても、一度の説明でほとんどの内容が理解できるので、対応者が変わっても大きく作業時間が跳ね上がることなく、安定した稼働ができております。また、初めて携わる場合も作業時間に大きな変動がないため、人員配置の計画も立てやすく業務分担がしやすい点も助かっています。

改善してほしいポイント

注文サイトで商品一覧が表示される際にデフォルトで「在庫なし」の商品もすべて表示されている状態です。デフォルトの表示設定が変更できるようにできれば、「在庫があるものだけが最初から表示されているほうが良い」というニーズにも対応しやすいのではないかと思います。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種営業・販売・サービス職
業種その他
社員規模300-1000人未満

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DrumRole OCR

株式会社DrumRole

  • 圧倒的な入力工数削減
  • 手書きOK・ 自由フォーマット対応
  • 既存システムと連携

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