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会計システム

会計システムは、「経理業務」をデジタル化、かつ自動化して効率向上につなげるIT製品のことを指し、記帳、仕訳、帳簿の作成といった業務の効率化を実現できます。簿記の詳しい知識を持っていなくても入力を簡単かつ正確に行えるよう専用設計され、人的ミスを大幅に削減し、経理情報を楽に、正確に処理できるようになります。多くは、仕訳などの入力したデータをもとに総勘定元帳や仕訳帳といった他の書類を自動作成/連携できる機能も備えます。

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クラウド会計ソフトの主な機能とメリット・デメリット、おすすめ製品11選

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ITセレクト編集部

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会計ソフトとは、経理業務を自動化して効率化するソフトウェアのことを指します。記帳や仕訳、帳簿の作成などの業務効率化に役立つため、導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

法人と個人事業主の両方に対応しているソフトが一般的ですが、選ぶ際のポイントとして共通の事項もあれば、異なる事項もあります。本記事では、会計ソフトの主な種類や機能、導入することで得られるメリット、デメリット、選ぶポイントなどについて詳しく解説し、併せておすすめの会計システム(全11製品/2024年10月時点)をご紹介します。

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会計ソフトの主な種類や機能

近年、DXやテレワークが推進されています。会計業務においてもデジタル化業務の効率化のために多くの企業が導入している会計ソフトですが詳しくわからないという方もいるのではないでしょうか。会計ソフトを導入する際には、会計ソフトについてしっかりと理解することが重要なポイントです。

ここでは、会計ソフトの主な種類や機能について詳しく紹介します。

会計ソフトの主な種類

ITシステムにおける会計ソフトは、大きく分けると「クラウド型」と「インストール型/オンプレミス型」があります。

クラウド型

クラウド型は、インターネット上でデータを扱う会計ソフトのことを指します。場所や端末を問わずに利用できることや、インターネットにさえつながっていれば社内の複数の担当者がリアルタイムで同一のデータを共有できる利点を持ちます。税理士と連携する際にもデータ共有が容易であり、またリモートワークにも適しています。

導入時の初期費用が比較的かからず、導入までの時間も迅速化できるケースが多いです。一方、利用料金として月や年単位で都度発生します。利用期間に応じたランニングコストはかかります。この記事では、現在主流の方法となっているこの「クラウド型」の導入シーンを想定して解説していきます。

インストール型/オンプレミス型

インストール型/オンプレミス型は、従来から広く使われている方法です。インストール型はPCに購入した会計ソフトをインストールして利用する方法です。オンプレミス型は、インストール型も包括し、自社サーバなどの自社資産システム上へアプリケーションを展開して使う方法です。データはPC上、サーバ内、いずれも「自社内」で管理される点がポイントで、自社セキュリティの要件に応じて「データはインターネットへは出ない」設計にもできます。自社専用に構築するので、相応に初期コストや開発期間、管理運用のためのコストがかかります。

会計ソフトの主な機能

会計ソフトの主な機能は、以下の表のとおりです。

機能 説明
伝票入力(自動仕訳) 勘定科目と金額を入力することで自動的に仕訳される
入金管理 請求書と連携し、売り上げ債権への追加や売り上げ債権の回収消込など、売掛金を中心とした債権管理を行う
支払管理 請求書と連携し、仕入債務への追加や支払予定日を確認できるなど、買掛金を中心とした債務管理を行う
帳簿作成 伝票入力により、自動的に総勘定元帳や現金出納帳などの必要な帳簿が作成される
税務申告 税務申告で参考になる、消費税集計などの資料が自動で作成される
経営分析 貸借対照表や損益計算書などからわかる数値を基に、経営や財政状態を分析できる
資金管理 資金管理を円滑にするためのキャッシュフローを確認・管理できる
予実管理 予算と実行結果を管理できる
決算書作成 貸借対照表や損益計算書などの決算書が作成できる
データ連携 銀行の入出金データ、クレジットカードの利用履歴など、外部のデータを会計ソフト上にデータとして取り込む
データセキュリティ データが見られなくなることを防ぐために、登録した仕訳やデータのバックアップや通信の暗号化をする

従来の会計業務では、転記漏れや計算・入力ミスなどの「人的ミス」が起こりやすい傾向にありました。しかし、会計ソフトに搭載されているさまざまな機能を活用することによって、人間が手作業で行う機会を最小限に抑えることができ、業務の効率化やミスの防止につながります。

会計ソフトのメリットとデメリット

会計ソフトを導入することにおいて、多くのメリットが得られる一方でデメリットもあります。ここでは、会計ソフトのメリットとデメリットについて解説します。

会計ソフトのメリット

会計業務において、日々の取引で発生した売り上げや経費などを帳簿に記録する記帳作業や、仕訳の分類は欠かせない業務です。会計ソフトには、入力した項目が自動的に仕訳される機能が搭載されているため、記帳や仕訳などの作業の効率化につながります。

「帳簿上で借方と貸方の金額に差がある」という問題が起こる場合は、大半が簿記を理解していないことによる入力ミスや転記漏れなどのヒューマンエラーが原因です。

会計ソフトでは、簿記の詳しい知識を持っていなくても入力を簡単に行えるため、ミスを大幅に削減し、正確に経理情報を処理できます。会計ソフトの中では、銀行口座との取引データの連動や、スマートフォンでの撮影、スキャンした領収書のデータを自動で仕訳してくれるものもあります。そのような会計ソフトを導入すれば、さらに会計業務の正確性が向上するでしょう。

また、会計ソフトの帳簿作成機能を活用することによって、仕訳などの入力したデータを基に、総勘定元帳や仕訳帳といった他の書類も自動作成されます。作業時間とミスを大幅に削減し、業務の効率化につながります。

会計ソフトのデメリット

会計ソフトを導入する際には、クラウド型であれば利用料金が、インストール型であれば導入費用が必要になります。導入するソフトの種類にもよりますが、インストール型を購入する場合は数万円程度~10万円を超えるものもあります。クラウド型の場合はサービスの種類によって異なりますが、月額数千円から数万円程度の利用料金がかかります。

会計ソフトは日々進化しているため、多くの会計ソフトにおいて画面を見ながら容易に入力ができるよう、さまざまな工夫が施されています。しかし、初めて会計ソフトを導入して使用する場合は、使いこなせるようになるまで時間がかかる点もデメリットとして挙げられるでしょう。

また、導入した会計ソフトが既存のシステムとうまく連携できず、データの移行ができないということも起こり得るため、連携の可否を導入前に確認する必要があります。

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【法人向け】おすすめの会計ソフト8選

導入することでさまざまなメリットが得られる会計ソフトですが、何を選べば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、日本企業に導入例の多い、ITセレクトおすすめの会計ソフトをご紹介します。(製品名 abcあいうえお順/2024年10月時点)

freee 会計

logo

freee会計

freee株式会社

3.9

168

  • クラウド完結の社内申請で紙、エクセル業務から脱却
  • リアルタイムな予実管理により月々の収支を見える化
  • 統合マスタの活用で月次決算の早期化を実現

製品詳細を見る

Oracle NetSuite

logo

Oracle NetSuite

日本オラクル株式会社

3.7

11

  • クラウド基盤でいつでもどこでもアクセス可能、柔軟かつ高い拡張性を備えたERP
  • リアルタイムでのデータ分析により、迅速かつ的確な意思決定を支援し、経営判断を強化
  • 豊富なカスタマイズ機能で企業の成長や変化に柔軟に対応可能

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SuperStream-NX

特徴 SuperStream-NXは、キヤノンITソリューションズ株式会社が提供している会計ソフトです。導入形態は、企業の規模やニーズに合わせて選択が可能で、「SuperStream-NX Engine(エンジンライセンス型)」「SuperStream-NX On-Premise(パッケージ型)」「SuperStream-NX SaaS対応版(クラウド提供型)」の3種類があります。

初期費用や利用料金は別途問い合わせが必要ですが、低コストでの柔軟な運用が可能とする評価があります。

また、多言語・多通貨対応でもあり、海外で事業展開を図る企業にもおすすめの会計ソフトです。主な機能としては、自動仕訳機能、決算書作成機能、経営分析機能などがあります。

ベンダーのWebサイト https://www.superstream.canon-its.co.jp/

案件収支管理システム プロカン

logo
  • 月ごと、案件ごと、担当ごとの収支状況がリアルタイムにわかる!
  • 「見やすく」「使いやすい」UIで誰でも操作がカンタン!
  • シンプルな料金プランで、リーズナブルに導入ができる!

製品詳細を見る

会計王

特徴 会計王は、ソリマチ株式会社が提供している、小規模事業者に特化したインストール型の会計ソフトです。ソフト購入の初期費用は4万4000円(税込)です。

会計王の特徴は、「かんたん操作、しっかり機能、しっかりサポート」です。特に、初年度サポートサービス(バリューサポート)が無料な点がおすすめポイントです。

搭載されている主な機能として、自動仕訳機能、データ連携機能、決算書作成機能、他社製品データ取込み機能が挙げられます。

ベンダーのWebサイト https://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/acc/

勘定奉行クラウド

特徴 勘定奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供しているクラウド型の会計ソフトです。初期費用は5万5000円~(税込み)で、料金プランは下記の5つです。

  • iEシステム:月額8525円(税込み)
  • iJシステム:月額1万2925円(税込み)
  • iAシステム:月額2万1450円(税込み)
  • iBシステム:月額2万5850円(税込み)
  • iSシステム:月額3万800円(税込み)</li>

企業の規模に適した豊富な料金プランが特徴で、上記以外にも中堅・成長企業向けの「奉行V ERPクラウド」、グループ企業向けの「奉行クラウド Group Shared Model」、グローバル企業向けの「勘定奉行クラウド Global Edition」があります。

また、税理士などの専門家と一緒に使える「専門家ライセンス」を標準で一つ、無償提供しているのもおすすめポイントです。

主な機能は、自動仕訳機能、データ連携機能、決算書作成機能、予実管理機能などが挙げられます。

ベンダーのWebサイト https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/kanjo

財務大将

特徴 財務大将は、株式会社ミロク情報サービスが提供しているインストール型の会計ソフトです。初期費用や利用料金については別途問い合わせが必要です。財務大将はフレキシブルなマスタ設計が特徴で、勘定科目の体系や多段階の階層での集計設定が可能です。また、AIを活用した自動仕訳機能もおすすめポイントです。

搭載機能は、自動仕訳機能、データ連携機能、決算書作成機能、経営分析機能などが挙げられます。

ベンダーのWebサイト https://www.mjs.co.jp/products/mjslink/

ジョブカン会計

特徴 ジョブカン会計は、株式会社DONUTSが提供しているクラウド型会計ソフトです。初期費用は0円で、料金プランは以下の3つです。

  • スタートアップ:2750円(税込み)
  • ビジネス:5500円(税込み)
  • エンタープライズ:5万5000円(税込み)</li>

上記のプランは、利用可能ユーザー数が異なり、スタートアップは3ユーザー、ビジネスは5ユーザー、エンタープライズは上限なしです。また、搭載されている機能もプランによって異なるため、選ぶ際には注意が必要です。

あらゆる規模の法人に対応しており、複数人で同時操作や共同編集ができるうえに、作業中のユーザーがひとめでわかるアクティブユーザー機能がついているのが特徴です。

主な機能としては、データ連携機能、決算書作成機能などがあり、エンタープライズプランを選べば、IPアドレス制限などのセキュリティ面においても安心できる機能がついてきます。

ベンダーのWebサイト https://www.jobcan.biz/

弥生会計オンライン

特徴 弥生会計オンラインは、弥生株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトです。初期費用は0円で、料金プランは下記の3つです。

  • 無料体験プラン:最大2カ月間無料で体験可能
  • セルフプラン:年額2万8600円(税込み)
  • ベーシックプラン:年額3万8720円(税込み)</li>

簿記や会計の知識がなくても操作しやすいようにデザインが工夫されており、会計ソフトを使うのが初めてという方でも簡単に使うことができます。また、初年度無償のキャンペーンを利用して1年間無料でじっくり試せる点もおすすめポイントです。

主な機能としては、自動仕訳機能、銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどのデータ連携機能、決算書作成機能が挙げられます。

ベンダーのWebサイト https://www.yayoi-kk.co.jp/kaikei/

【小規模事業者/個人事業主向け】おすすめの会計ソフト3選

会計ソフトの導入は小規模事業者、個人事業主の方にもおすすめです。会計ソフトを導入することで個人事業主の方に簿記の知識がなくても、スムーズに確定申告を行えます。ここでは、個人事業主向けとしても導入例がある会計ソフトをご紹介します。

freee 会計

logo

freee会計

freee株式会社

3.9

168

  • クラウド完結の社内申請で紙、エクセル業務から脱却
  • リアルタイムな予実管理により月々の収支を見える化
  • 統合マスタの活用で月次決算の早期化を実現

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マネーフォワードクラウド確定申告

特徴 マネーフォワードクラウドは、株式会社マネーフォワードが提供しているクラウド型の会計ソフトです。法人向けプランもありますが個人事業主の方が利用する際はプランが異なります。初期費用は0円で、料金プランは以下の3つです。

  • パーソナルミニ:1078円(税込み)(※年額プランの場合は880円)
  • パーソナル:1408円(税込み)(※年額プランの場合は1078円)
  • パーソナルプラス:3278円(税込み)(※年額プランのみ)</li>

銀行口座、クレジットカードだけでなく、電子マネー、通販、クラウドソーシングなどともデータ連携が可能な点が特徴で、日々の帳簿入力の手間を大幅に削減できます。

選ぶプランによって機能は異なりますが、見積・納品・領収・請求書作成などの請求業務も対応可能です。

ベンダーのWebサイト https://biz.moneyforward.com/

 

やよいの青色申告オンライン

特徴 やよいの青色申告オンラインは、弥生株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトです。初期費用は0円で、料金プランは以下の3つです。プランの違いは、操作に関する質問や業務相談の可否になります。

  • セルフプラン:初年度無料。次年度は年額9680円(税込み)
  • ベーシックプラン:初年度無料。次年度は1万5180円
  • トータルプラン:初年度は年額1万3200円(税込み)。次年度は2万6400円</li>

初年度は低コストで利用ができる点が特徴です。レシートや領収書のスキャンデータ、銀行・クレジットカードの利用明細などを自動で取込み、仕訳する機能があり、作業の効率化が期待できます。

ベンダーのWebサイト https://biz.moneyforward.com/

 

会計ソフトを選ぶポイント

会計ソフトを導入する際は、選び方が重要です。選ぶポイントについては、法人と個人事業主に共通する事項と異なる事項があります。ここでは、会計ソフトを選ぶポイントについて共通事項、法人向け、個人事業主向けに分けて詳しくご紹介します。

 

法人・個人事業主に共通する会計ソフトを選ぶポイント

まず、改正電子帳簿保存法へ対応しているものを選ぶことが挙げられます。改正電子帳簿保存法は、2021年1月より施行されており、2024年1月までに対応が必要です。正しく電子帳簿の作成・保存が可能なものを選びましょう。

購入前に無料で試せる会計ソフトもあるため、実際に操作して操作性を確かめることも重要なポイントの一つです。

また、導入時や使用時に不明点が発生した際にはサポートが必要になります。会計ソフトの提供会社のサポート体制についても詳細を確認しましょう。

 

法人が会計ソフトを選ぶポイント

法人が会計ソフトを選ぶ場合のポイントは、法人向けの機能を持つ会計ソフトを選ぶことです。貸借対照表や株主資本等変動計算書、個別注記表など、法人は個人事業主では使わない帳簿が必要です。業務に活用するためにも、対応する機能を確認して選ぶようにしましょう。

 

個人事業主が会計ソフトを選ぶポイント

個人事業主が会計ソフトを選ぶ合のポイントは、確定申告書の作成に対応している会計ソフトを選ぶことです。青色申告や白色申告への対応を確認しましょう。個人事業主の決算書においては貸借対照表と損益計算書が使えれば概ね問題ありません。高性能で高額な会計ソフトを導入しても、個人事業主では不要な機能が多く、コストが嵩む傾向にあるため注意が必要です。

 

 

会計ソフトを導入する流れ

会計ソフトの導入を成功させるためには、導入する流れも重要です。会計ソフトを導入する流れのステップをご紹介します。

 

  1. 導入の目的を明確化する
  2. 導入のスケジュールを立てる
  3. 会計ソフトを試用し、評価する
  4. 会計ソフトの導入後レビュー/改良改善していく

Step1.導入の目的を明確化する

会計ソフトを導入する前に、必ず自社の会計処理における課題を洗い出ししましょう。例えば、会計処理の負担軽減や会計情報の共有などが挙げられます。課題を洗い出すことによって、導入の目的が明確になります。また、解決したい課題の優先順位の決定にも役立ちます。

 

Step2.導入のスケジュールを立て、進行する

会計ソフトの導入後、実際に体制や操作に慣れるまでは時間を要します。業務を担当する従業員が慣れるまでの期間も見越して導入のスケジュールを立てることが大切です。

会計ソフトの導入時期は、期中からでも問題ありません。期中から導入する際には、期首分からのデータ入力も必要になるため、それも考慮したうえでの導入スケジュールを組みましょう。従来の会計処理と会計ソフトの過年度比較を会計ソフト上で行う場合は、過去のデータを移行する作業も必要になります。入力作業だけでも多くの時間が必要になるため、業務が忙しくない時期での移行がおすすめです。

また、導入する会計ソフトの種類によっても利用開始できるまでの期間が異なります。それぞれの種類の特徴を把握して、スケジュールを立てましょう。

 

Step3.会計ソフトを試用し、評価する

Step1で明確化した導入目的をクリアできる会計ソフトを複数ピックアップしましょう。その中でも3~5種類程度に絞り、細かい観点で比較していくのがおすすめです。

トライアル版やお試しでの利用ができるものがあれば、この段階で使用感や操作方法を確認しておくとなお良いです。

 

Step4.会計ソフトの導入後レビュー/改良改善していく

複数の会計システムの比較検討が完了したら、導入するソフトを選定しましょう。

自社に適した会計ソフトは、事業内容や業務内容によって異なるため、十分な比較検討を行ったうえで選定することが大切です。

 

 

会計ソフトの特徴を理解し、十分に比較検討して選定しよう

会計ソフトを導入することで、会計業務の効率化だけでなく正確性の向上にもつながります。会計ソフトにはさまざまな機能が搭載されており、法人向け、個人事業主向けでは適したソフトが異なるため、注意しましょう。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ぜひITセレクトの専門スタッフまでお問い合わせください。適切なIT製品・サービス選定を最後までサポートいたします。

製品紹介

会計システムの製品が3件あります

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freee会計

freee株式会社

3.9

168

  • クラウド完結の社内申請で紙、エクセル業務から脱却
  • リアルタイムな予実管理により月々の収支を見える化
  • 統合マスタの活用で月次決算の早期化を実現

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ユーザーレビュー

総合評価

3.9

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進化する会計

4.5

投稿日:

良いポイント

取引自動登録など、入力作業が容易にできる。通常の会計に加え、連携アプリが多様。グループアプリに任せておけば、制度改正に容易に対応できる。

改善してほしいポイント

ワークフローはいまいち。承認階層のスキップ機能が無いので、課長が居ないから部長に直接承認依頼が届くことが出来ず、部長に課長権限を付ける必要がある。


非公開ユーザー
導入決定者
職種会計・経理
業種デザイン・製作
社員規模100-300人未満

クラウド型の会計ソフトの先駆けともいえるサービスです

4

投稿日:

良いポイント

サービス開始時から使っていますが、デザインやレイアウトがごちゃごちゃしておらず使い勝手が良く思います。会計ソフト自体の機能も問題なく、クラウド型ですのでいつでもどこでもどの機器でも会計業務が可能となっており、パソコンの突然の故障でデータ消失の心配も開放されて、安心して会計ソフトを使えるようになっています。

改善してほしいポイント

サービス開始時から何度も値上げがあり、その値上げ額も強気な額なので戸惑うことが多いです。値上げだけではなくサービス内容も改定されることが多く、大事な機能が突然使えなくなることがあり、そのためにプランをグレードアップ(価格が上がる)せざるを得ないことが何度かありました。仕方のない面もありますが、その強気なやり方はもう少しソフトにした方がいいのでは?と感じます。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種ITコンサルタント
業種情報通信・インターネット
社員規模20人未満

UIは改善必要だが、必要十分な

4

投稿日:

良いポイント

当該製品は、さまざまな経費の登録から承認に至るまで、一気通貫で処理することができる。他製品だとカバーしていない詳細な項目設定にも柔軟に対応し、カスタマイズに自由度がある。

改善してほしいポイント

UIがとにかく使いずらい。業務内容を設定するボタンがあるが、それをクリックすると詳細情報を入力する項目が出現するといった階段形式でのUI出現に当初戸惑いがあった。慣れてしまえば簡単だが、もう少し使いやすいUIにした方が良いと思う。


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種プロジェクトマネージャ
業種情報通信・インターネット
社員規模20-50人未満

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  • 月ごと、案件ごと、担当ごとの収支状況がリアルタイムにわかる!
  • 「見やすく」「使いやすい」UIで誰でも操作がカンタン!
  • シンプルな料金プランで、リーズナブルに導入ができる!

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ユーザーレビュー

総合評価

4.6

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案件ごとに分けられて、収支管理が楽に

4

投稿日:

良いポイント

複数のプロジェクトを同時進行しなければならないため、収支管理がとても大変でした。収支管理はExcelで管理していたのですが、共有や修正などの進行時に抜け漏れがでやすく時間がかかってしまう作業でした。しかし、プロカンを導入したらプロジェクトごとに分けて請求書等も見やすくなり、抜け漏れが減少しました。

改善してほしいポイント

改善してほしいポイントは特にありませんが、しいて言うとすれば、今後連携できる媒体が増えるとより使いやすくなるかなと思いました。


イチムラ リリコ
ユーザー(利用者)
職種宣伝・マーケティング
業種広告・販促
社員規模20人未満

プロカンを利用してみて

5

投稿日:

良いポイント

優れている点・好きな機能・電子帳簿保存法に対応している・インボイス制度に対応しているその理由・収支管理を一元化出来る

改善してほしいポイント

欲しい機能・分かりづらい点・見積書の大項目・中項目・小項目がない・1アカウント1メールでしかログイン出来ない その理由・複数部署を持っている担当は都度ログインしないといけない


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種総務・庶務
業種その他サービス
社員規模20-50人未満

シンプルな操作性でExcelからの移行も心配なし!

5

投稿日:

良いポイント

優れている点・好きな機能・他社の収支管理ツールに比べUIがやさしく、スムーズに入力ができる・リーズナブルでExcelから移行するにもハードルが低かった・案件ごとに数字が見える化され、収支管理だけでなく評価指標としても利用できる・電帳法対応なので今後も安心・サポート体制も対応が早いので助かっている

改善してほしいポイント

欲しい機能・分かりづらい点・特に大きな問題は今までないが、動作が少し重たいと感じることがあり解決策があるとよい


非公開ユーザー
ユーザー(利用者)
職種宣伝・マーケティング
業種その他
社員規模20人未満

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Oracle NetSuite

日本オラクル株式会社

3.7

11

  • クラウド基盤でいつでもどこでもアクセス可能、柔軟かつ高い拡張性を備えたERP
  • リアルタイムでのデータ分析により、迅速かつ的確な意思決定を支援し、経営判断を強化
  • 豊富なカスタマイズ機能で企業の成長や変化に柔軟に対応可能

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ユーザーレビュー

総合評価

3.7

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Fit to standard が是です

3.5

投稿日:

良いポイント

私自身が渡り歩いた3社でそれぞれNetSuiteを採用していた(一つは自分が導入しました)という稀有な存在ではありますが、グローバル言語対応のERPということで、ドメスティックな会計システムから、システムとしても次の会社のステージへ発展させて、守備範囲を拡張させていきたいという希望にフィットしているシステムと感じております。特に業務フローが確立されておらず、まずは「システムに業務を合わせていった方が楽」と考えているユーザー様には朗報だと思います。逆に業務が綿密にフロー化されており「システム側がフローにあうように沿っていなければだめ」というようなユーザー様には向いていないとはっきり申し上げます。理由としてはシステム自体が標準機能を前提にアップデートしていくので、カスタマイズ要件が増えるとそのアップデートの恩恵をきちんと受けることができなくもったいないからです。できるだけ標準で使う。前段の処理をカスタマイズし標準のトランザクションにはあまり手を入れずといった使い方ができそうなユーザー様には強い味方です。

改善してほしいポイント

やはり内部の項目を文字列の連結ではなく、IDで示したりアップロードキーなどにも使えるようにしてほしいと思います。内部での項目管理が特殊なので、項目IDを似通ったものにしてしまうと、対象の項目が容易に判別できずNetSuite内で対象の項目を探すことも難しくなります。


非公開ユーザー
IT管理者
職種社内情報システム(開発・運用管理)
業種化粧品
社員規模100-300人未満

システムに合わせた業務運用ができるならNetsutite

4

投稿日:

良いポイント

優れている点・好きな機能・ERPとしての機能は一通り整っており、海外言語にも適用しているのに、コストを抑えてERPを使用できる・ダッシュボードも見やすくて自分が見たい情報通りにカスタマイズしやすい・データ連携が不要なので、タイムリーに情報を把握できるその理由・ERPとして機能が一通り揃っている他社製品については、それなりに費用が高くて全部の機能を使いきれなくてもったいない・単一データベースのため、情報のソートに時間がかからない

改善してほしいポイント

現時点ではとくになし。日本独自の法制度に素早く対応を進めて欲しい。AI機能についてもシステムに組み込み、売上予測等のデータを出せるようにしてほしい。


非公開ユーザー
ビジネスパートナー
職種広報・IR
業種経営コンサルティング
社員規模50-100人未満

期待値が高い成長しつづけるSaas型ERP

4.5

投稿日:

良いポイント

優れている点・好きな機能・入力画面(フォーム)のカスタマイズの柔軟性が高く、業務ごとの画面を作成可能・CSV、Excel等の多様な外部出力機能。これにより他システムにAPIが無くてもデータ連携が可能となり、DX推進途中の企業でも安易に導入可能に。・GUI(操作画面)が分かりやすく使い易い。古い機関システムのグレー画面イメージとは異なり、WEBサイトのようにカラフルにカスタマイズが可能。最後は使う人が楽しく仕事出来る事は非常に素晴らしい事である。

改善してほしいポイント

欲しい機能・分かりづらい点・業界毎のテンプレート、フォーマット・更なるレポートテンプレート追加・レポートの描画機能その理由・徐々に充実して来てはいるがNetSuiteに限らず、やはりERPにはもっともっとレポートや分析テンプレートが欲しい。統計学や経営学までいかずともレポートや分析結果に対するコメントやSWOT等に近い分析コメントはあっても良い。・まだまだExcelのレポートイメージに近いレポートや表を求める経営層が多い為、Excelのような描画機能はあると良い


ハヤシ カツヤ
ビジネスパートナー
職種経営・経営企画職
業種ソフトウェア・SI
社員規模20人未満

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