ITセレクト powered by 発注ナビ

無料で始められる勤怠管理アプリおすすめ 8選│利用できる機能の範囲、有料版とは何が違うのか

author
ITセレクト編集部

更新

SHARE
X
Facebook
LINE
はてなブックマーク

昨今、働き方改革関連法の順守とともに「勤怠管理」の重要性が増しています。あなたの会社は、従業員が課題や不安を抱えていませんか? 従業員が安心して、多様な方法で不安なく働ける環境をどのように提供していますでしょうか。

勤怠管理アプリ/勤怠管理システムの導入はこの課題を解決する有効な手段の1つです。本記事では、勤怠管理システムで実現する機能、中小規模企業でも低コストで始められる「無料版」の検討手段とともに詳しく解説します。

「自社に合う製品が分からない」

「時間をかけず効率的にサービスを検討したい」

\そんなときはITセレクトの相談専門スタッフが、ニーズに合った製品をご紹介します/

今すぐ相談する

勤怠管理システムの主な機能

勤怠管理システムは主に以下の機能を搭載しています。

●打刻機能

打刻機能は、従業員が出勤・退勤時刻を記録するためのものです。従業員はスマートフォンなどのアプリ上で、または専用の端末を使用して打刻を行います。また、GPS機能や顔認証技術を組み込むことで、よりセキュアで正確な打刻が可能になります。

自動集計機能

自動集計機能は、打刻データを基にした勤怠情報(出勤時間、退勤時間、休憩時間、残業時間など)を自動で計算し、集計する機能です。この機能により、人事担当者の手作業による計算ミスが減少し、労働時間の管理が格段に効率化します。また、集計されたデータは給与計算や労働時間分析にも利用され、企業運営の効率化に大きく貢献します。

予実管理

予実管理機能では、事前に設定された勤務計画(シフトや勤務予定)と実際の勤務実績を比較分析できます。この機能により、計画と実績の乖離を把握しやすくなり、人員配置の最適化や労働コストの管理が可能になります。

勤怠管理システム、無料版と有料版の違い

クラウド型のIT製品は多くの場合、月額○円/人、年額○円/人といったサブスクリプション形態の有料製品ですが、勤怠管理アプリの中には無料の製品もあります。無料版と有料版は何が違うのでしょう。ポイントとともに確認していきましょう。

機能制限の有無 

無料版には大きく分けて「月額無料プラン」を用意するものと、一定期間試用できる「無料トライアル」を用意するものに分かれます。ここでは月額無料プランのある製品について説明します。

無料プランは主にユーザー数が少ない小規模シーンに向け、基本的な機能──例えば出退勤の打刻、自動集計機能などが利用できるようになっています。一方で、高度な分析ツールやカスタマイズ機能などは制限されることが多いです。

一方、有料プランにアップグレードすることで、予実管理、高度なレポーティング、統合的な人事管理システムとの連携、カスタムフィールド設定など、より高度かつ複雑な機能も利用でき、活用/効率化が望めるシーンの幅が広がります。

データの保存期間、容量制限の有無

無料版は、データの保存期間やデータの保存容量に制限がある場合があります。上限に達すると過去の勤怠データを参照できなくなったり、追加記録ができなくなったりする可能性があります。

一方の有料版は、料金プランに応じて利用人数やデータ保存容量を定めます。長期間のデータ保持、容量を気にしないデータ保存が可能となるでしょう。

アカウント数制限の有無

無料版の多くは、利用する従業員数(ユーザー数)/アカウント数を少なめに制限することで「無料」を実現しています。無料の範囲は製品によって異なりますが、参考としては1~10人/アカウント程度です。個人~小規模企業あるいはチームや部署単位が適用範囲になるでしょう。

有料版では、企業の規模や需要に応じて柔軟にアカウント数の設定が可能となります。大規模な組織や複数部門を持つ企業でも利用できます。

サポート内容の種類/制限の有無

無料版は、多くの場合サポート内容も制限されます。製品ページ単位のオンラインサポートやFAQページくらいは用意されますが、個別のサポートは限られるか、提供されない(対象外となる)ことが多いです。

有料版は、料金プランに応じて、またはサポート強化オプションのプランを用意する製品もあります。専任のサポートチームによる個別対応、導入サポートなど、高度なサポートを受けられます。

広告の表示・非表示

無料版は、製品によって第三者の広告が表出されるものもあります。この広告の収益によって無料版の提供を実現するためです。

一方の有料版は、基本的に第三者の広告は表出されません。

無料の勤怠管理アプリの導入が向いている企業の特徴

勤怠管理システムを「できるだけ低コスト」で導入したい。しかし無料版で大丈夫なのでしょうか、それとも有料版が向いているのでしょうか。無料版の導入シーンを考えてみましょう。

・シンプルな機能でよい

企業が勤怠管理に求める基本的な機能、例えば出退勤の打刻、基本的な時間集計、簡単なレポート作成などである場合は無料版で済み、しかも時間を掛けずにすぐ導入できることでしょう。

複雑な設定やカスタマイズが不要で、また管理側も授業員もシンプルで直感的な使い勝手で、PCでもスマホでもすぐ使えてしまうならば、例えば、事業主と従業員数人規模の小売業の企業や事業所などに適合できそうです。

・利用人数が少ない

従業員数が少ない、スタートアップや小規模事業者など、限られた数のアカウントで運用可能な企業であれば、人数制限のある無料版も効果的に活用できそうです。

クラウド型であれば料金プランの変更や機能拡張も比較的容易に行えます。企業の成長や業態の変化に応じて、足りなくなったら有料版にすればいいといった柔軟な考え方で進められるでしょう。

・勤怠管理システムの導入/刷新を検討している

勤怠管理システムの導入を検討しているが、どんな製品か、どこが開発・提供しているのか、どのような機能があるのか、どう使えるのか、そして、そもそもこの製品は自社に合っているのか──。勤怠管理システムの導入プロジェクトを進める担当者は、まずこのあたりをチェックしたいはずです。

このニーズには、1カ月ほどの一定期間、無料で試用できる「無料トライアル」を用意する製品が向いています。機能や使い勝手を確かめる目的でスモールスタートし、追って本格検討として製品を絞っていくイメージです。無料トライアルはぜひ遠慮なく活用しましょう。

「無料トライアル」のある製品をサクッと知りたい!

ぜひ相談ください ITセレクトは、貴社の課題・目的・予算に合わせてピッタリの経費精算システムをご紹介しています。

⇒簡単入力で無料相談する

【無料で始められる】クラウド型勤怠管理システム5

「無料プラン」あるいは「無料トライアル」を用意する、日本企業に導入例の多い勤怠管理システムをピックアップしました。製品選定の参考としてご覧ください。(製品名 abcあいうえお順)

AKASHI

特徴 PCやiPad、スマートフォン、FeliCaカード、専用打刻機による打刻が可能で、オフィスでも出先でも打刻が可能。スマホのGPS機能を利用して位置情報も記録できる。
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

タイムレコーダー:月200円/人

スタンダード:300円/人

プレミアム:400円/人

ベンダーのWebサイト https://ak4.jp/

 

freee勤怠管理Plus

logo

freee勤怠管理Plus

freee株式会社

3.3

4

  • 勤怠打刻・集計、各種申請・承認作業まで一元化
  • 誰でも使いこなせる操作性
  • システム連携で給与計算も自動化

製品詳細を見る


特徴 PCやスマートフォンを始め、タブレット、ICカード、生体認証打刻に対応。テレワークや外出が多い勤務形態にも対応する。基本料金0円で利用可能。
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

利用料:月300円/人

製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/24/

 

Teasy

logo
  • 打刻だけで終わらない、毎日使い続けたくなるサービス&デザイン
  • 使うほど自然と残業が減っていく仕組みとQOLの向上
  • リモートワーク時代に対応し、ソロ勤怠からチーム勤怠へ

製品詳細を見る


特徴 「残業をゼロにし、定時上がりを目指そう」というコンセプトのもと、日々打刻をする従業員のためにシステムを設計。「打刻者ファースト」として日々の打刻が楽しくなるサービス/デザインを特徴とする
主な料金プラン 無料トライアル:あり

エントリー:無料

ベーシック:月300円/人

エンタープライズ:要問い合わせ

製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/10/

 

クラウド型勤怠管理システム「笑顔レコーダー」

logo
  • スタッフが笑顔になり"おもてなし力"アップ。笑顔判定、顔認証も可能
  • スタッフの出勤状況をリアルタイムに把握
  • 給与計算がラクに。不正打刻防止も

製品詳細を見る


特徴 多店舗展開される業種、衣料販売、飲食店等の接客業に向けた機能を搭載。出退勤の打刻とともに笑顔判定を行う「おもてなし力」を高める機能が特徴
主な料金プラン 無料トライアル:あり

笑顔レコーダー:月250円/人

製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/3/

 

勤怠管理システム KING OF TIME

特徴 無料で利用できるPCでの打刻の他、顔認証や指紋認証などの生体認証、ICカード、スマートフォンでの打刻が可能。休暇管理や各種申請承認、給与連携も可能。
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

利用料:月300円/人

ベンダーのWebサイト https://www.kingoftime.jp/

 

ジョブカン勤怠管理

特徴 変形労働制やフレックス、裁量労働制などの勤務形態の他、所属や雇用形態ごとに細かい設定が可能。必要な機能を組み合わせて利用できる。
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

無料プラン:あり

プラン1:月200円/人~プラン4:月500円/人

ベンダーのWebサイト https://jobcan.ne.jp/

 

マネーフォワード クラウド勤怠

特徴 PCやスマートフォンを始め、打刻機を使ったICカード打刻にも対応。直感的なUIで迷わずに操作できる。有給休暇の自動付与から管理簿の作成までWebで完結できる。
主な料金プラン 無料トライアル:あり(30日)

無料プラン:あり

有料プラン:要見積り

ベンダーのWebサイト https://biz.moneyforward.com/attendance/

 

レコル

logo

レコル

中央システム株式会社

4.3

17

  • 業界最安の価格帯!月額1人100円のみで初期費用等は一切不要
  • 有休管理・申請承認・法令遵守チェックなど充実した機能
  • メールサポート・電話サポートも無料

製品詳細を見る


特徴 初期費用、追加費用なしで月100円/人でサービスを利用できるシンプルな料金体系が特徴。豊富な打刻方法やリアルタイムでの時間集計など勤怠管理システムとしての基本的な機能に加え、充実した機能やサポート体制も用意する
主な料金プラン 無料トライアル:あり

月100円/人

製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/44/

 

勤怠管理システムの選定は「無料版」からスモールスタートするのも成功への近道

以上、勤怠管理を効率化するための勤怠管理システムとそのアプリの機能と特徴を解説してきました。打刻や勤怠管理といった基本機能はどの製品にも用意されますが、「シンプルに」なのか「安価に」なのか、それとも「誰向けに特化しているのか」など、製品それぞれに強み、特長もあります。無料トライアルや無料プランを通じて、自社にあったシステムと必要な機能を吟味していきましょう。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ぜひITセレクトのコンシェルジュサービス(無料)までお問い合わせください。適切なIT製品・サービスのご紹介や各種資料を分かりやすくご提供します。

 

今すぐ資料請求できる「勤怠管理システム」製品一覧

 無料で資料ダウンロード可能な製品はこちら

専門スタッフへ相談

会社名必須
お名前必須
部署名必須
日中つながる電話番号必須
メールアドレス必須
ご質問・ご要望等任意

専門スタッフへのご要望を記載ください(例:2ヶ月後までに勤怠管理システムを導入したい 等)

ご確認事項

  • ご登録いただいた情報は、共同事業者である発注ナビ株式会社(以下「発注ナビ」といいます)が取得いたします(発注ナビはアイティメディア株式会社(以下「アイティメディア」といいます)の100%子会社です)。また、各種ご連絡のため、アイティメディアにお客さまのお名前とメールアドレスほかの登録情報を電子ファイル等で提供します(アイティメディアにおける個人情報の取扱いについては「個人情報の取り扱いについて」ページをご確認ください)。
  • 案件の詳細をお伺いするため、発注ナビよりご連絡差し上げる場合があります。

お申込みには、発注ナビ株式会社の「利用規約」「個人情報の取り扱い」及び発注ナビからのメール受信への同意が必要です。

勤怠管理システムのメリットとは? 導入すべき企業の特徴、導入時の注意点、製品の選び方をじっくり解説

企業の経営課題解決に向けた取り組みとして、勤怠管理システムの導入が注目されています。しかし、そのメリットは具体的に何なのでしょう? また、なぜ今、多くの企業で活用が進み、また導入を検討しているのでしょうか? 本記事では、企業が抱える勤怠管理業務の課題をおさらいし、それを解決する勤怠管理システムのメリット、システムがもたらすメリット、検討・導入時に注意すべきポイント、失敗しない製品の選び方までを詳しく解説します。勤怠管理システムの導入を検討する上で参考にしていただければ幸いです。 「自社に合う製品が分からない」 「時間をかけず効率的にサービスを検討したい」 \そんなときはITセレクトの相談専門ス […]

thumbnail

    勤怠管理と労務管理の違いと重要性【システム導入方法から注意点まで分かりやすく解説】

    すべての企業にとって欠かせない業務である勤怠管理や労務管理。毎日、毎月発生する作業だからこそミスが発生しやすく、スムーズな管理ができない悩みを多くの企業が抱えています。 月末にタイムカードを集計してExcelに入力、Excelを確認しながら給与計算…と毎月膨大な工数がかかる上に転記などのミスが起こりやすい 勤怠状況がリアルタイムで分かりにくく、集計時に打刻漏れや超過勤務が発覚。早めの対処ができずなかなか改善につながらない 各種申請が紙のため、該当者が出社している時しか承認依頼や修正依頼ができず効率が悪い そんな課題を解決するために広まっているのが勤怠管理システム/労務管理システムの導入です。本 […]

    thumbnail

      ICカードで運用する勤怠管理システムの選び方|ニーズ別/ICカード以外のおすすめ手段も解説

      勤怠管理システムは、従業員の労働時間を正確に記録し、効率的に管理ができるIT製品です。正確な記録と管理、そして従業員が毎日使うシステムであることから使いやすさや手軽さも非常に重要です。特に、ICカードと連携できるシステムは勤怠管理の効率化手段として採用例が多く、一般的に用いられるようになっています。 本記事ではICカードを用いる勤怠管理システムの基礎知識、メリット、選び方のポイントをじっくり解説するとともに、昨今ニーズが増えているICカード以外の選択手段についてもじっくり紹介していきます。 ICカードを用いる勤怠管理システムの選択肢ICカードと連携した勤怠管理システムで期待されるビジネス成果I […]

      thumbnail

        勤怠管理システムを選ぶポイントは? おすすめ47製品をタイプ別に比較

        勤怠管理システムは、単なる打刻やシフトの記録ではありません。休暇や勤務スケジュール、さらには勤務形態や雇用形態ごとの管理も不可欠です。たとえ事業規模が小さくても、従来からある紙やExcelを使った管理は効率が悪く、誤りも生じやすいものです。 本記事では、勤怠管理をデジタル化し、業務の効率化を図るための勤怠管理システムに焦点を当て、その概要やメリット・デメリットについて詳しく説明します。さらに、各企業が提供する勤怠管理システムの価格設定や特徴、機能についてもご紹介いたします。 勤怠管理システムの資料を一括ダウンロードする 勤怠管理システムの基礎知識勤怠管理システムの主な機能勤怠管理 […]

        thumbnail

          勤怠管理システムの機能を使ってできること|基本機能と便利機能、得られるビジネス成果を分かりやすく解説

          勤怠管理システムは、働き方改革の推進や業務効率化に不可欠な機能を持つITツールです。本記事では、打刻からシフト管理、残業管理まで、基本機能と便利機能、勤怠管理システムで得られるビジネス成果を徹底解説します。あなたの会社とビジネスに適する勤怠管理システムを見つけるための一助となれば幸いです。 \ITセレクトおすすめの勤怠管理システムの資料を一括ダウンロード/ まとめて資料請求する 勤怠管理システムの基礎知識と基本機能勤怠管理システム別に備わる便利機能、個別機能、オプション機能勤怠管理システムの機能を使って得られるビジネス成果勤怠管理システムの機能は、効率化や自動化とともに「全社意識」「従業員の満 […]

          thumbnail

            カテゴリー関連記事

            関連記事をもっと見る

            この記事と同じカテゴリーの製品

            e-就業OasiS
            勤労の獅子
            レコル

            製品をもっと見る