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輸配送管理システム

輸配送管理システムは、物流業務を最適化し、効率的に運営していくためのIT製品です。運送ルートの最適化、車両の配車計画、運行状況のリアルタイム追跡などをサポートし、配送コストの削減と時間短縮を実現します。また、運行データを一元管理し、分析することで、運行効率の改善やコスト管理が容易になります。これにより、配送業務の精度とスピードが向上し、顧客満足度を高めることが可能になります。効率的な物流運営を支える重要なシステムです。

※本ページに掲載している製品満足度はITreview
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TMS(輸配送管理システム)とは? ドライバー不足の解決策、主な機能とメリット・デメリット、システム導入のポイントを解説

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ITセレクト編集部

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物流業界が昨今直面しているドライバー不足や配送遅延の問題。このような労働力不足や配送ルート管理の課題を対策し、能力・効率を最大限に引き出すための解決手段として「TMS(輸配送管理システム)」が注目されています。

本記事では、配送業、小売り/EC、製造、食品・飲料業の企業に向け、TMSの基本機能と目的から、導入のメリット・デメリット、システム選定の方法/ポイントまでを詳しく解説するとともに、おすすめ製品(全3製品/2025年2月時点)をご紹介します。

機能で比較「輸配送管理システム」おすすめ製品一覧

TMS(輸配送管理システム)とは?

TMS(Transportation Management System/輸配送管理システム)は、物流における輸送と配送のプロセスを包括的に管理し、効率化につなぐシステムおよびIT製品のことです。これにより、物流プロセス管理をデジタル化し、効率的でコスト効果の高い、より高度な輸配送管理を実現します。

TMSの目的

TMS(輸配送管理システム)の主な目的は、物流業務の効率化と最適化です。

物流管理の業務は多岐にわたります。例えば、配送ルートの計画から、在庫管理、顧客の管理、ドライバーの管理、法規制の順守などまでさまざまなタスクがあります。

これらを従来のような手動、アナログ手法で正しく管理していくのは、昨今の時代、もう無理がある……といえます。人手による作業はミスや非効率がどうしても生じますし、また「その管理作業者」の能力や体制に左右されることにもなります。TMSのようなIT製品で効率化を図ることで、これらの状況、課題の解決を実現します。

配送業務の大きなニーズとして「配送ルートの最適化」が挙げられます。TMSはAI(Artificial Intelligence:人工知能)や高度なアルゴリズムを用いて、最適なルートを自動で計算する機能とともに、燃費や時間を節約します。

また、別のシステムである在庫管理システム生産管理システムシフト管理システム車両管理・配車管理システム、あるいは統合されたERP(基幹システム)などと連携することで、リアルタイムで輸配送工程の進捗を把握し、必要な行動をタイムリーに実行することもできるようになります。これによって納品時間の精度を高め、顧客満足度の向上につなげる大きな一手になります。

さらに、法規制の順守もTMSで得られる効果の1つです。例えば、ドライバーの労働時間管理や環境規制などに関するデータを一元管理し、把握・対応していく体制を整えることで、会社として正しく適応でき、法令違反となるリスクを減らすことができます。社会的信頼性を維持・向上できることにもなります。

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輸配送管理業務の主な課題

輸配送管理の課題は、物流において日常的に発生する問題であり、効率的な運営およびユーザーの利便性を妨げる要因ともなります。運輸・輸送業とともに、小売業(特にEコマース)、製造業、食品・飲料業界などで多く挙がる課題は以下の通りです。

  • 配送遅延の課題
  • 車両・ドライバーの不足の課題
  • 燃費管理と経費削減の課題
  • 荷物の追跡と可視性、確実性の課題
  • 人手不足と労働力の課題
  • 安全管理の課題
  • ITインフラ整備の課題
  • 法規制の順守

TMSの主な機能

上記のようなさまざまな課題に直面する物流業界で、TMSは配送の効率化やコスト管理、法規制の順守などを支援する機能を備えます。

  • ルート最適化
  • リアルタイム追跡
  • コスト管理
  • 在庫管理との連携
  • 顧客管理の高度化
  • デジタル化とペーパーレス化
  • 法規制順守

ルート最適化機能

最短距離や最も効率的なルートを計算し、効率化とともに燃料費と配送時間の削減効果を見込みます。

リアルタイム追跡機能

車両や荷物の位置情報をリアルタイムで追跡し、配送状況を正確に把握します。

コスト管理機能

運送コストのデータを収集・分析し、無駄を削減するための改善策を提供します。

在庫管理との連携機能

在庫管理システムと連携し、在庫状況をリアルタイムで把握することで効率化を図ります。

顧客管理の高度化機能

顧客情報として配送履歴なども一元管理し、顧客対応を迅速に行う体制を整えられます。

デジタル化とペーパーレス化

紙ベースの作業をデジタル化し、業務プロセスの効率化を図ります。

法規制順守

労働時間や運転時間の管理をサポートし、法規制の順守を支援します。

TMSを導入するメリット

TMS(輸配送管理システム)を導入することで、物流業界のさまざまな課題を解決することができます。TMSの導入で実現する具体的なメリットは以下の通りです。

  • 配送ルート組みの最適化を実現する
  • 配車計画を最適化できる
  • リアルタイムで配送状況を追跡できる
  • コスト管理を効率化できる
  • 在庫管理などと連携し、より効率化できる
  • 法規制の順守が容易になる
  • 業務のデジタル化とペーパーレス化が実現する

配送ルート組みの最適化を実現する

TMSによって配送ルートを最適化する体制が整います。ルート最適化機能により最短距離やリアルタイムな交通状況などに応じて示される最適なルートを選ぶことができ、燃料費の削減や配送時間の短縮が実現します。

配車計画を最適化できる

TMSによってより高度に配車計画を立て、運用する体制も整います。例えば、トラックを何台使うのか、それはいつからいつまでなのか、ドライバーは何人必要かといったことから、車両、ドライバーの手配といったタスクまで効率化できます。

リアルタイムで配送状況を追跡できる

TMSはリアルタイムで車両や荷物の位置情報を追跡する機能を持つものも多くあります。これにより配送状況を正確に把握でき、顧客にもタイムリーな情報提供ができます。トラブルが発生した場合も迅速に対応できます。

コスト管理を効率化できる

TMSは運送コストのデータを自動的に収集・分析します。これによりどの部分でコストが発生しているかを把握し、無駄を削減するための具体的な改善策を講じることができます。

在庫管理などと連携し、より効率化できる

TMSは在庫管理機能も備えるもの、あるいは既に自社にある在庫管理システムと連携することで、在庫の状況をリアルタイムで把握できます。このほか受発注、倉庫管理など他のITシステムとも連携することで、過剰在庫や欠品のリスクを低減し、供給チェーン全体の効率化を図ることができます。

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法規制の順守が容易になる

TMSに備える労働時間や運転時間の管理機能などにより、法規制の順守を支援できます。法令違反のリスクを減らし、労働環境の改善も実現できます。

顧客満足度が向上する

TMSは顧客情報や配送履歴を一元管理する前述した各種機能ととともに、顧客への対応力強化も支援できます。例えば、リアルタイムの配送状況通知や正確な配送時間の予測などにより、顧客満足度の向上が期待できます。

業務のデジタル化とペーパーレス化が実現する

TMSは紙/アナログベースだった作業や情報をデジタル化することで、ペーパーレス化とDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。業務プロセスが効率化され、データの一元管理が可能になります。情報の検索や共有も正確に、かつ的確になります。

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IT製品の導入にはコストがかかります。新しいシステムの導入には例えば、ハードウェアやソフトウェアの購入、インストール作業、そして従業員の研修が必要で、それらに相応の費用が発生します。

クラウド型/SaaS型製品であれば初期コストこそ比較的低く抑えられます。しかし月額利用料やライセンス費用は継続的に発生します。これにより、長期的な運用コストが増大する可能性があります。

また、クラウド型製品の場合はシステムの運用にインターネット接続が必須です。接続・通信トラブルが発生するとシステム全体が使用できなくなり、業務に支障をきたすリスクがあります。データセキュリティの懸念も挙がります。データの管理のほか、セキュリティ体制や機能、システムのアップデートやメンテナンスはサービス提供社に依存するためです。これは、自社での管理がとても楽になる半面、自社での制御が難しくなる/できなくなるとして課題に挙がることがあります。これらの要素を考慮し、企業はクラウド型TMSの導入が自社にとって最適かどうかを慎重に検討する必要があるでしょう。

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ITセレクトおすすめのTMS/輸配送管理システム3選

(製品名abcあいうえお順/2025年2月時点)

INFO-Logi

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クラウド型運送管理システムINFO-Logi

インフォポート合同会社

  • ユーザー様から寄せられるアイデアをアップデートに反映し、常に進化し続けるシステム
  • 自社の賃金体系に対応した給与計算を自動化して属人化を防ぎます
  • 配車管理から請求管理、運転手・車両管理まで一元管理できます

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Loogia

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Loogia(ルージア)

株式会社オプティマインド

  • 【高精度な配車計画】時間帯別の実走高速度データをベースに、ズレのない計画を算出
  • 【可走性と再現性を両立】複数の特許に裏付けられた技術が作り出す”使える計画”
  • 【40以上の制約条件を考慮】現場で発生する様々な実務要件を加味した配車計画を実現

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トラッカーズマネージャー

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  • 紙やExcelで管理している、車両・ドライバー・運行情報をデジタル化&一元管理
  • 配車計画・運行管理・請求書発行など運行管理業務を1つのシステムで完結し業務効率化
  • 面倒な収支集計作業をボタン1つで実現。車両毎の収益可視化など経営の見える化を支援

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TMS(輸配送管理システム)の選定方法

TMS(輸配送管理システム)を選定する際には、自社のニーズに合った最適なシステムを見つけることが重要です。適切な選定が物流業務の効率化とコスト削減に大きく寄与します。

  • 1. 必要な機能を洗い出す(要件定義)
  • 2. 「無料版」を有効活用する
  • 3. 予算とコストパフォーマンスをできるだけ正しく考慮する
  • 4. サポート体制/範囲を確かめる

(1)必要な機能を洗い出す(要件定義)

まずは、自社の業務フロー、今ある課題、解決したい課題、実現したい成果、ありたい姿…などをできるだけ細かく棚卸しして、優先順位とともに、TMSに求める機能を明確にしていきましょう。機能の例としては配送計画とルート最適化機能、リアルタイム追跡機能、レポート/分析機能などがあります。

ひとことで輸配送の管理と言っても、小売業や製造業、ECサイトなど業種やビジネス形態、さらには「自社独自のルール」などによって管理の方法や注力したい行程、必要な機能は異なります。

「吊るし(標準機能のまま)」のままでも大丈夫そうか、自社の業務フローに合わせた機能が揃っているかどうか、自社の業態や独自ルールに沿ってカスタマイズできるかどうか、といった箇所をチェックできるよう準備しておけるとよいでしょう。

(2)「無料版」を活用する

クラウド型のIT製品は「すぐ」「無料」で始められる柔軟性もあります。月額無料で使えてしまう「無料プラン」、あるいは一定期間無料で試用できる「無料トライアル」を用意する製品も多くあります。「無料版」がある製品ならばぜひ遠慮なく活用し、選定を判断していくとよいでしょう。

無料トライアルは「使い勝手や機能確かめてから決めたい」担当者向けです。平均すると30日前後、無料で有料版を「試用」できます。ここで使い勝手を中心に自社独自のフローも含めた適合性をチェックできれば、かなり有益な判断材料になります。

無料プランは、有料プランに対して「利用できるユーザー数や機能をある程度制限する」ことで無料で利用できるプランです。主に個人事業主から小規模企業向けに提供されますが、限られた人数でスモールスタートし「使い勝手を確かめてからプランを決めたい」シーンにも便利に利用できます。

関連IT製品の無料プラン/無料トライアルはなぜ無料なのか、どこまで無料で使えるのか

(3)予算とコストパフォーマンスをできるだけ正しく考慮する

次に、予算とコストパフォーマンスのバランスを考えましょう。初期費用だけでなくランニングコストや保守費用、社内における管理コストや人件費といった点から費用対効果を考えます。

なお、「機能全部入り」であればよいわけでもありません。多機能であればあるほど料金は上がりがちですし、クラウド型サービスでは例えば「ユーザー数」のような単位で料金プランを定めている製品も多いです。余計な機能、使わない機能があればその分無駄が生じてしまうことになります。必要な機能を洗い出した結果として予算を超えてしまう場合は、機能に優先順位を付けて再検討したり、検討中のベンダー(サービス提供会社)に相談しながら進めていくとよいでしょう。

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(4)サポート体制の確認

製品のサポート体制やアップデート頻度も確認しておきましょう。輸配送の業務は自社の事業そのものであることから、システムのトラブル対応時に、どのように、いかに迅速に対応してくれるかどうかといった体制も重要です。

また、長期的な運用に向けて、機能の改善やユーザビリティを考えたアップデートがどの程度行われるかも抑えておきましょう。

TMSと連携して用いられるIT製品群

TMS(輸配送管理システム)は単独で導入するだけでなく、他の業務システムと連携させることでさらなる効率化と最適化が期待できます。

ここでは参考として、TMSと連携して使うことで相乗効果が得られる、あるいは既に自社が導入しているシーンもある主要な業務システムとの連携性について解説します。これらのシステムは、それぞれ異なる業務機能を持っていますが、TMSと組み合わせることで物流業務全体の効率を向上させることが期待できます。

ERP(基幹システム)

ERPは企業全体のリソース管理を行うシステムで、TMSと連携することで、輸配送に関するデータを他の業務プロセスと統合できます。

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EDIシステム

EDI(電子データ交換システム)とTMSを連携することで、取引先とのデータ交換を自動化し、効率化につなげます。手作業のミスや遅延を防ぎ、確実性を高められます。

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受発注システム

受発注管理においてTMSとも連携することで、受注情報をもとに迅速かつ正確な配送計画を作成し、実行できます。

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在庫管理システム

在庫管理システムとTMSを連携させることで、在庫の状況をリアルタイムで把握し、過剰在庫や欠品のリスクを低減します。

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TMSの機能が含まれることが多い製品群も存在します。これらの製品群とともに、自社の物流業務のフローをより効率化できることが期待されます。

車両管理・配車管理システム

車両管理システム・配車管理システムは、車両の運行状況を効率的に管理し、最適な配車を行うためのIT製品です。TMSの一部機能となる車両とドライバーの管理を効率化する機能を主に備えています。

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WMS(倉庫管理システム)

倉庫内の在庫や物流プロセスを効率的に管理する目的を持つWMSには、配送計画や車両管理などのTMSの機能が含まれている場合があります。

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TMSと連携することで相乗効果が見込める製品群

TMSは物流業務・フローの効率化に寄与しますが、他のシステムと連携させることでさらに多くのメリットが得られます。

企業が物流を効率的に管理するためには多くの場合、TMS単独でというより、TMSと他の関連システムとを連携して推進していくことが重要になるでしょう。それにより情報やプロセス全体の一元管理が可能となり、業務全体を最適化していけるからです。例えば、CRM(顧客管理システム)や需要予測システム、販売管理システム、会計システムなど、各システムが持つ情報を統合することで、物流のさらなる効率化が期待できます。

CRM(顧客管理システム)

CRMとTMSを連携することで、顧客情報をもとにより緻密な配送計画を立てられるようになるでしょう。顧客対応のような周辺フォローも迅速かつ確実に行える体制が整います。

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需要予測システム

需要予測システムとTMSを連携させることで、需要予測に応じた配送計画を立てられるようになります。在庫管理や配送効率を高めることが期待できます。

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販売管理システム

販売管理システムとTMSを連携させることで、顧客への販売データや状況をもとに配送計画を最適化したり、顧客の需要をつかんだ上で的確に対応していく体制を高度化できます。顧客満足度を向上させることにつながるでしょう。

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会計システム

会計システムとTMSを連携させるニーズも多くあります。運送コストを正確に会計システムへ反映させ、財務管理を確実かつ強化できます。

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経費精算システム

従業員やドライバーが計上する経費もコストとして的確に把握するために、経費精算システムとTMSの連携も有効です。ドライバーをはじめとする業務担当者側で発生する経費(例えば立て替える燃料費、移動費、食費など)の管理・申請も効率化することで、より高度で正確性を高めた業務コストの管理を実現します。

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TMS(輸配送管理システム)で輸配送業務の効率化とDXを推進、他システムとの連携も併せて検討を

本記事では、TMS(輸配送管理システム)の重要性とその主な機能、物流業界における課題、導入のメリット・デメリット、選定方法、他システムとの連携シーンについて詳しく解説しました。今後さらなる需要増が見込まれる物流業界の効率化と競争力を高めるために、TMSの導入、およびTMSとともに相乗効果が期待できるIT製品の運用を計画していきましょう。まずは自社のニーズに合ったシステムを見つけることが、効率化、そして成功への第一歩となります。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ぜひITセレクトのコンシェルジュサービス(無料)までお問い合わせください。適切なIT製品・サービスのご紹介や各種資料を分かりやすくご提供します。

製品紹介

輸配送管理システムの製品が3件あります

輸配送管理システム(TMS)
ULTRAFIX

NECソリューションイノベータ株式会社

すぐれた拡張性が、ULTRAFIXの特長です。配車・配送計画を核として積付、輸配送進捗管理、運輸管理など、TMSトータルソリューションによりコスト削減、サービス品質の向上を実現します。また、輸送や積載形態など、さまざまな切り口で運賃分析を行うことにより、高い輸送品質を維持しながら無駄なコストの削減を行えます。その他、改正省エネ法の定期報告書作成に必要なエネルギー使用量/CO2排出量算出も、改正トンキロ法にて行えます。算出したデータは企業のCSR情報の一部としても使用頂けます。

ULTRAFIX(TMS)シリーズは、輸配送管理の問題を解決する下記の5つのソリューションを提供しています。

配送計画システム「ULTRAFIX/配送計画」
配送指示情報から、地理的条件や時刻指定、庭先条件などさまざまな物流制約を加味しながら、独自アルゴリズムによりドライバーに無理のない効率的な配送計画を自動で立案します。

動態/進捗管理システム「輸配送進捗管理サービス(クラウド)」
ドライバーの現在地や進捗状況をリアルタイムで見える化します。位置情報と組み合わせた実績記録で、PDCAサイクルの実現に貢献します。

積付計画システム「ULTRAFIX/積付計画」
複数の異なる形態・寸法の荷物を、重量バランスや作業効率等の各種条件を加味して積載効率をシミュレーション、アイテム特性や荷崩れしにくい積載方法を計算し、積載率の向上に寄与します。「現場熟練者の知恵と経験」に頼っていた積付け計画業務をシステム化、「誰でもできる化」します。

運輸管理(実績管理)システム「ULTRAFIX/運輸管理」
移動距離や車格、重量データから運賃タリフにて計画運賃を算出し、バックオフィスのデジタル化を支援します。

トラック予約受付システム「バース予約サービス(クラウド)」
「トラックの待機時間を短縮したい」「バース誘導を効率化したい」「入退館の受付業務を省力化したい」といったニーズにお応えします。

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LogiSTAR シリーズは、物流拠点・ネットワークの分析から、配車・配送の計画、動態管理などを支援する物流トータルソリューションを提供します。

拠点の最適化が可能
拠点の統廃合や新設など物流網の見直し時に走行距離や時間など客観的な数値根拠を算出でき、位置関係から配送の効率性を考慮した物流ネットワークの見直しが可能です。

配車・配送管理を効率化
配車マンの配車プロセスをステップ化する『プログラム配車』と、独自のルート計算アルゴリズムにより複数の車両、多数の配送先を結ぶ最適な配送計画の立案ができます。

車両の運用管理とルートナビゲーション
ドライバーごとの配送状況を管理者は一括管理できます。配送実績を取得することにより、計画と実績の差分から計画の見直しに利用可能です。

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ZENRIN ロジスティクスサービス

株式会社ゼンリンデータコム

ZENRIN ロジスティクスサービスは物流事業者様・システムベンダー向けに「運送・配送業務」や「移動」の効率化を支援するサービスです。
・ベテラン配車マンのノウハウを蓄積し、誰でも配車計画が作成できる「AI自動配車」
・自動配車サービスから訪問先の連携が可能な、最適な到着地点へ案内する「ナビゲーションアプリ」
・リアルタイムの業務進捗把握と事務作業を軽減する「動態管理」
などをラインアップし、物流業務の効率化をトータルに支援します。
高精度・高鮮度な地図と位置情報解析技術にIoT・AIを融合させた新たなソリューションで、物流業務のさまざまな課題を解決し、デジタルトランスフォーメーション推進に貢献します。

企業の要件・要望に合わせた、最適なサービス提供が可能
ゼンリンの強みである正確な地図情報をベースに業務別のソリューションをご用意。

物流コストの削減が可能
配車とルーティングの最適化により、物流のコストを削減します。最も効率的でコストパフォーマンスに優れた配送計画を作成・提供します。

住宅地図による配達先の詳細表示や住所のクレンジングが可能
配送時に目的地付近で「個人宅の表札情報・マンション/施設名」を表示させ、配達効率を大幅に向上させることが可能です。また、配送先の住所を登録する際に、住所の表記ゆれや多少の誤字・脱字を補正。住所情報の再確認・修正の手間を軽減し、正確な位置情報を提供できます。

業務アプリと連携・物流業務に役立つ各種APIの提供が可能
ナビゲーションアプリは、導入企業の業務アプリと訪問先情報の連携利用が可能です(※別途連携費用が必要です)
また、物流業務に役立つ各種API(地図情報・住所検索・ルート機能)を用意しており、既存物流システムへの機能追加・組み込みを短期間で実現できます。

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TUMIX 配車計画

株式会社TUMIX

「TUMIX 配車計画」は、中小運送会社の配車/手配、帳票管理、情報共有に優れたクラウド型の配車・業務管理システム。配車、請求、支払い、多数の帳票が連動、運送会社が作った“一元管理” クラウドです。

<導入メリット>

入力業務のシンプル化で、業務をもっと効率化できる

入力は一度だけ(同じ情報の二重入力は一切なし)。
クラウドの活用で、配車、運行指示、受領書、請求書、支払明細、水揚げ分析など、あらゆる業務を一元管理。

手配進捗の同時共有、社員同士の連携力が高まる
デジタル配車表や受注一覧などを使って最新の手配状況をリアルタイム共有 ! 従業員みんなの力で手配総合力を高めることが、顧客満足度の向上に直結します。

クラウドDBの活用で、手配履歴がすぐに見つかる
自動的に蓄積された履歴情報を、誰でも同じ手順で検索・抽出できるの、情報精度にムラがなく、仕事の品質が安定します。災害時のデータ保全も安心です。

乗務員のスマホで運転日報を自動作成、乗務員の負担を軽減できる
運行指示を乗務員のスマホに連携し、画面タッチで運転日報を自動作成。毎度の電話も、 手書き日報も、現場状況の写真共有も、待機時間の集計も、まとめて一気に解決 !

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簡易配車インタフェース

アドバンスド・コア・テクノロジー株式会社

簡易配車インタフェースは、届先の車両への割付や、車両の稼働時間/走行距離計算を行う配車支援システムです。届先の漢字住所から地図上に届先をプロットし、ACT距離計算パッケージのルート計算機能を用いて、届先の巡回順序、所要時間、走行距離を自動的に算出。画面上で配車結果を確認し、マウス操作で割付を変更することが可能です。
また、固定ルート配車機能、トリップ追積み機能、自動車両配置計算等の自動計算機能を実装しています。

■ウィンドウ表示
画面は地図情報、届先情報、車両情報、トリップ情報、オーダ情報、仮置ウィンドウで構成されます。
届先選択やルート計算時に、全てのウィンドウが連動して動作します。

■届先情報
入力されたオーダ情報は同一届先毎に取りまとめ、画面上では1つの届先として取り扱います。

●1つの届先にまとめられたオーダ情報を複数の届先に分割すること、逆に結合して1つの届先として表示することができます。
●荷量には3つの値(重量、容積、容器数)を設定可能。積載率計算では3つの積載率のうち最大の積載率が採用されます。
●荷量の小数点以下の表示桁数や表示単位(kg)を変更することができます。
●届先情報ダイアログでt車指定、時間指定等の納品条件を変更することが可能です。

■車両情報
使用可能な車両を登録します。

●車両の稼働時間、最大積載量等の基本情報は一括変更が可能です。
●最大積載量には3つの値(重量、容積、容器数)を設定することができます。
●車両毎に担当エリアを指定し、自動追い積み、自動車両配置計算で割付範囲を制限することができます。

■地図情報ウィンドウ
地図情報ウィンドウには、届先およびルートを表示します。
簡易配車インタフェースVersion 4.5では、標準の地図表示としてWeb Map(国土地理院「地理院タイル」)を使用します。インターネットに接続できない環境では、ローカル地図表示システムとして、MapInfoを使用することができます。

■巡回ルートの選択
届先の時間指定と納入禁止時間を順守しながら時間最短の巡回順序を自動計算します。
自動計算する巡回順序は、巡回最短ルート、往路最短ルート、復路最短ルート、地区内最短ルート、トンキロ最小ルートを選択することができます。
荷積時間と荷卸時間を考慮した車両の稼働時間割り出し、詳細なルート計算条件の設定なども可能です。

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LOGI-Cube EXPRESSは、「日計表管理システム」を基本とするシステムです。日計表管理システムに加えて、「日報管理システム」「配車支援システム」「運転者台帳システム」「車両台帳システム」をオプションで追加することができます。なお、運転者台帳システムと車両台帳システムは、単独での利用も可能です。
適切な運賃設定のため正確な原価管理を行いたい、長時間労働を抑制するために労働時間を管理したい、生産性向上のため業務をシステム化したい、監査や行政処分に迅速に対応したいという企業に最適です。

日計表管理システム(基本システム)
荷主への売上実績・請求、傭車先への傭車料実績・支払いを管理します。
手書き日計表から入力しやすい一覧表形式の入力画面です。
荷主、傭車先、発着地などのコード検索だけでなく過去運賃の検索も便利です。
日次、月次、随時で実績を確認できます。
入金処理、支払処理を行うことで売掛管理、買掛管理が行えます。
請求管理は、処理状況確認、誤操作防止機能が便利です。
請求書様式は、荷主毎に設定することができます。
未確定運賃にも免税運賃対応をしています。
運賃計算は運賃表、路線タリフでの計算ができます。

日報管理システム
運転日報入力、経費入力で、運転者別実績管理、車両別実績・収支管理を行います。
運転者管理は、稼働時間集計、個人別売上集計を行います。
車両管理は実績管理、燃費計算を行います。
車両別に経費入力することで、車両別収支を把握できます。
車両別収支表は、直接費、間接費、運行3費、月推移で集計できます。

配車支援システム
配車業務の省力化及び見える化を推進するシステムです。
受注処理から配車処理、運転者への指示、傭車先への依頼、配車日計表の作成を支援します。
操作は簡単、配車処理画面で荷物と車両をクリックするだけです。
配車状況は「配車ボード」で見える化できます。
配車内容はそのまま日計表管理システムへ連動し、請求書に反映します。

運転者台帳システム
運転者台帳を作成するシステムです。
運転者の基本情報、資格情報、適性診断履歴、健康診断、事故歴などの履歴を管理します。
免許更新対象者リストや年齢、勤続年数も自動計算します。
どの免許や資格を誰が持っているか、すぐに検索できます。
制服や靴のサイズも登録できます。

車両台帳システム
車両情報を一元管理するシステムです。
車両台帳、車両カルテ、購入情報を管理します。
車両台帳では、車検情報に加え写真も登録できます。
車両カルテでは、整備歴、修理歴、事故歴が管理できます。
購入情報では購入先情報に加え割賦、リース残高管理も行えます。

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ハコベル

ハコベル株式会社

4

1

ハコベルは荷主から運送会社・ドライバーまで一気通貫につなげて効率化する物流DXシステムです。配車計画の最適化と配車・運行管理に関連するオペレーションの自動化を実現。課題に合わせたシステムを組み合わせて利用が可能です。ハコベルには「ハコベル配車計画」「ハコベル配車管理」「ハコベル動態管理」があります。


ハコベル配車計画
輸送モード(路線・宅配・チャーター)の最適な割り振り、ルート最適化によるトラック台数・配送コスト最小化が可能です。またシステムの活用により俗人的になりがちな配車計画業務の標準化・可視化を推進することができます。輸送モード、チャータールートの最適計算を、AIアルゴリズムで算出し、配送コストの最小化、配車計画業務の標準化・高速化を実現します。

ハコベル配車管理
複数委託先への配車依頼、車番設定、運行、請求支払をリアルタイムかつ一元管理が可能。紙・電話・FAX・Excelの情報管理をシステムに移行することで、データを活用した分析・最適化につなげることができます。配車管理のデジタル化により、業務の効率化と属人化の軽減を実現します。

ハコベル動態管理
ドライバーアプリを活用して、車両の位置情報のトラッキング、到着予測の表示、遅延の検知が可能です。荷主・運送会社・納品先双方が動態管理を行い、クルマの現場を見ることができます。位置、到着予測時刻を関係者間で共有、運用を効率化しコスト削減、配送品質向上を実現します。

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ユーザーレビュー

総合評価

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WEBから簡単配送依頼できる便利なサービス

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投稿日:

良いポイント

依頼画面で集荷場所、経由地、納品場所を指定するだけで、距離から概算見積額が表示される点が良い所だと思います。ネットサービスだとカード決済が多いと思いますが、請求書払い対応もされていて、法人使用でも安心して使用できます。作業して頂けるドライバーが確定した際に画面上から確認できる所も良い点だと思います。

改善してほしいポイント

実運送以外の料金(待機料や荷扱料、割増料など)が、配送完了後に変動する場合があって、ちょっと分かりにくいなと思いました。


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ユーザー(利用者)
職種社内情報システム(開発・運用管理)
業種運輸
社員規模100-300人未満

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