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無料で使えるERP 11選|オープンソース(OSS)型とクラウド型の違い、導入メリットと注意点を分かりやすく解説

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ITセレクト編集部

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企業の生産性と競争力を向上させ、経営をより効果的にサポートするために、ERP(Enterprise Resource Planning)システムの導入は有効な手段です。しかし、少々高額なライセンス料や導入コストに二の足を踏む人も多いことでしょう。本記事では、無料または無料で始められるERPに焦点を当て、そのメリット、デメリットについてお伝えします。あなたの企業に最も適したERPシステムを見つけ、効率化と成長に向けた一歩を踏み出しましょう。

無料で使えるERPとは?

無料で使えるERP(Enterprise Resource Planning)システムは、企業が必要とする統合的な業務管理機能を持ちながら、コストを抑えて導入できる魅力的な選択肢です。無料で使えるERPには大きく分けてオープンソース型とクラウド型(SaaS型)の2種類があります。それぞれに異なる特徴と利点があり、企業のニーズによって適した選択が異なります。まずは各種類の基本的な違いと、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

ERPとは?

あらためて、ERP/Enterprise Resource Planning(企業資源計画)は、企業のあらゆるビジネスプロセスを統合し、データとして一元化し、活用していく概念、またそれを実現するためのIT製品のことを指します。

ERPは、会計、人事、製造、販売、調達、在庫管理など、企業のあらゆる部門や機能、業務フローやデータを一元化し、統合し、活用していくために設計されています。異なる部門、プロセスであってもデータの一貫性を確保し活用できることで、正確でリアルタイムなデータをもとに企業戦略や意思決定を行う「データドリブン経営」の実現に近づきます。

ERPのメリットとビジネス目的

ERPの導入で期待できる効果として、主に以下が挙げられます。

  • 業務プロセスの統合と効率向上を実現できる
  • リアルタイムのデータ可視性意思決定の迅速化を図れる
  • 長期的/安定した経営基盤を整えられる

業務プロセスの統合と効率向上を実現できる

ERPは、企業内の異なる部門や機能を一元化し、統合するための強力なプラットフォームを提供します。データの一貫性が担保されるため、部門間で情報がシームレスに共有され、異なるプロセス間でのデータの整合性が高まります。情報の二重入力や不整合を減少させ企業全体の業務効率が向上します。

リアルタイムのデータ可視性と意思決定の迅速化を図れる

ERPは、リアルタイムでデータを収集し、また可視性を実現します。経営陣や担当者はリアルタイムで事業の状態やトレンドを把握できます。また、市場の変化や競合状況に迅速に対応するために必要な情報も入手できます。正確な情報に基づいた迅速かつ効果的な意思決定が可能となるでしょう。

長期的/安定した経営基盤を整えられる

ERPは顧客データを一元管理し、例えば、サプライチェーンや製品の生産から販売までのプロセスを効果的に管理することができます。正確な在庫管理と迅速な納品スケジュール調整を行うことで、顧客への迅速かつきめ細かな対応も可能となります。

さらに製品品質の向上や、「顧客単位」でカスタマイズしたサービス提供も容易になり、顧客のニーズによりマッチしたサービス・サポートの提供が可能にもなるでしょう。ERPは顧客との関係強化にも貢献することで、長期的、あるいは安定した経営基盤の構築に寄与します。

無料で使えるERPの選択肢

無料のERPシステムには、オープンソース(OSS)型と、クラウドベースで無料プラン/無料トライアルを持つものが挙げられます。

オープンソース(OSS)型ERP

オープンソース型ERPは、ソースコードが公開されているERPシステムのことを指します。このタイプのERPは、ユーザーがソフトウェアを自由にカスタマイズ、拡張、または再配布できるように設計されています。

オープンソースERPの主な利点は、多くの場合ライセンス料が無料であること(コストの削減)、高いカスタマイズ性、コミュニティによるサポートなどが挙げられます。しかし、導入やカスタマイズ、保守には専門的な技術知識が必要です。また、自社運用型にせよ、クラウド(IaaS、PaaS)でインフラ/プラットフォームを調達するにせよ、構築基盤の運用や管理には相応のコストがかかります。

クラウド(SaaS)型ERP

クラウド型ERPは、インターネット経由で提供される主にSaaS型のERPシステム/ERPパッケージのことを指します。“クラウド型サービス”とも呼ばれるように、クラウド型ERPは、クラウドサービスプロバイダのサーバ上で実行され、ユーザーはブラウザやアプリケーションを通じてERPの機能を利用できるサービスとして活用します。

クラウド型ERPの主なメリットは、初期投資費の削減、スケーラビリティ、アクセスの容易さ、そしてプロバイダによるメンテナンスとアップデート体制(高度な技術知識や体制が不要)です。一方で、クラウド型のSaaS製品はサブスクリプションベースの料金モデルが一般的で、長期的には費用がかさむ場合があります。また、機能カスタマイズの範囲、データのプライバシーやセキュリティに関する懸念もあります。

オンプレミス型、クラウド型、オープンソース型の違い

オンプレミス型ERP クラウド型(SaaS型)ERP オープンソース型ERP
背景 初期のERP形態として登場。1990年代より大企業を中心に採用 2000年代よりインターネット技術の進展により登場。近年SaaS型を中心に普及が進んでいる ERP分野における本格利用は自社インフラベースあるいはクラウド(IaaS・PaaS)ベースの両面で2000年代に入ってから、コストメリットと柔軟なカスタマイズが可能な点を評価する企業を中心に採用される
主な利用シーン
  • 大企業やセキュリティが非常に重要な業界(金融業界、政府機関など)で、データを自社で完全にコントロールしたい場合
  • 高度なカスタマイズが必要なシーン
  • ITインフラとして独自のデータセンターを持ち、その運用・保守能力がある企業
  • 初期投資を抑えたい中小企業
  • スピーディな導入とスケーラビリティ(柔軟な拡張性)を求める業態
  • リモートアクセスやデバイス間の互換性を重視するシーン
  • 限られた予算内でERPを導入したいシーン
  • システムのカスタマイズや拡張を自社で率先していきたい企業
  • コミュニティサポートやオープンソースに理解のある企業
導入業界の・業種の傾向 金融業、政府機関、ヘルスケアなど、データの保護とセキュリティ、高度なカスタマイズを最優先する業界 IT、サービス業、スタートアップなど、迅速な導入とスケーラビリティ、リモートアクセスを重視する業界 製造業、小売業、教育機関など、特定の業務プロセスやワークフローを細かくカスタマイズしたい業界
自社での完全なコントロールとカスタマイズを重視する大企業やセキュリティを極めて重視する業界での利用が多い 初期投資の削減と運用の柔軟性を求める中小企業やスタートアップに向く コスト削減とシステムのカスタマイズを自社で行いたい企業に向く
初期コスト 少~中 少(~中)
運用コスト 中~高
プロジェクト期間(導入検討期) 長期 短~中期 中期
プロジェクト期間(運用計画期) 長期 短~中期 中~長期
計画・選定・導入の難易度 中~難

オープンソース型ERPのメリット

オープンソース型ERPの最大のメリットは、コストを低く抑えられることです。一般的にオープンソースソフトウェアは無料で提供されており、ライセンス費用がかかりません。また、カスタマイズや拡張も自由に行えるため、業務に合わせた形でERPシステムを導入することができます。

例えば、中小企業がERPシステムを導入する場合、高価なライセンス費用やサブスクリプション料金を支払うことなく、ビジネス規模に合ったERPを利用することができます。また、特定の業界や業務フローにカスタマイズすることも容易です。この柔軟性は、企業の成長や変化に合わせてシステムを適応させる能力を提供します。

コストの低さに加え、カスタマイズや拡張が自由に行えるオープンソース型ERPは、多くの企業にとって魅力的な選択肢となります。特に、エンジニアが内部にいる企業であれば、自社のニーズに合わせて独自の機能を追加することも可能です。オープンソースERPには活発なコミュニティが存在し、最新技術やベストプラクティスを迅速に取り入れることができる点も、大きな魅力です。

カスタマイズ性だけでなく、セキュリティや保守に関しても、オープンソースならではの優位性があります。ソースコードが公開されているため、脆弱性の発見と修正がコミュニティ全体で行われ、迅速に対応が行われることが期待できます。企業ごとに異なるセキュリティ要件や業務プロセスにも柔軟に対応できることから、特に中小企業やベンチャー企業にとってオープンソース型ERPは非常に有効な選択肢となるでしょう。

オープンソース型ERPのデメリット

オープンソース型ERPにはデメリットも存在します。コスト削減ができる一方で、独自の知識や技術が求められる場合が多いためです。インストールやカスタマイズには専門的な知識が必要で、専任の技術者を擁する必要があります。

また、不具合が発生した際には多くの場合、自分たちで解決しなければななりません。オープンソース型はコスト面や柔軟性で魅力的ですが、導入と運用には高度な技術的知識が求められるため、導入には慎重な検討が必要となるでしょう。

無料で使えるオープンソース(OSS)型ERP 5選

無料で使えるオープンソース(OSS)型ERPの中でも、特に採用例が多く、多機能とされる5つの製品を紹介します(製品名 abcあいうえお順)。これらのツールは、無料で利用できるだけでなく、自社の要件に合わせてカスタマイズが可能です。

Apache OFBiz

Apache OFBizは、多機能なオープンソースERPであり、企業の多くのニーズに対応できます。このツールは、統合されたeコマース、コールセンター、自動化されたマーケティング、財務、製造管理などの機能を提供し、ビジネス全体を一元管理できる機能を持ちます。

https://ofbiz.apache.org/

Dolibarr

Dolibarrはシンプルなインタフェースと多機能性に評価のあるオープンソースERPです。特に中小企業向けに設計されており、基本的な会計管理から在庫管理、プロジェクト管理までさまざまな機能を用意します。

https://www.dolibarr.org/

ERPNext

ERPNextはフリーで使えるオープンソース型のERPソフトウェアです。在庫管理、販売管理、購買管理、人事管理など、企業運営に必要な主要な機能を一通りそろえます。無料のため中小企業やスタートアップでもコストを抑えて導入でき、カスタマイズ自由度が高いことも利点に挙がります。

https://erpnext.com/

Odoo

logo

Odoo

株式会社湘南イノベーション

  • ビジネス機能を1つに統合され、データの一貫性と効率性が向上
  • カスタマイズや拡張が容易で、ビジネスニーズに合わせソリューション調整可能
  • コストパフォーマンス重視しながら、企業の成長に対応するための柔軟性と拡張性を提供

製品詳細を見る

Odooは豊富な機能と柔軟性を備えた無料のオープンソース型ERPです。特に、その多機能性は在庫管理、会計、顧客関係管理(CRM)など広範なビジネスプロセスをサポートすることで知られています。また、モジュール形式での拡張が可能で、自社のニーズに合わせたカスタマイズが容易な点も高い評価として挙がります。

Tryton

Trytonは柔軟性を特徴とするオープンソースERPソリューションです。機能単位/モジュールベースの設計を採用しており、企業のニーズに応じてカスタマイズや拡張が可能。例えば、在庫管理、会計、販売、購買、プロジェクト管理など、多岐にわたる業務をサポートする各種モジュールを揃えています

https://www.tryton.org/

無料で始められるクラウド型(SaaS型)ERP 6選

ここからは「無料トライアル」あるいは「無料デモ」を用意し、中小規模企業などにも向く機能を持つクラウド型ERPを紹介します。(製品名abcあいうえお順)

GEN

主な特徴 クラウドERP GEN<ジェン>は各業種の商習慣に最適化された7つのクラウドERP群。メーカー、商社、アパレル、工場、食品/化粧品、サブスク、プロジェクト&クリエイティブなど、業種別に幅広く対応。無料トライアルあり
ベンダーのWebサイト https://www.gen-square.com/

 

GRANDIT miraimil

主な特徴 商社・卸売業、サービス業向けに最適化したクラウド型ERP。基幹業務11種類(経理、債権、債務、販売、調達在庫、継続契約、プロジェクト原価管理、経費、資産管理、⼈事、給与)を自由に組み合わせて利用でき、統合管理が可能。1か月間の無料トライアルあり
ベンダーのWebサイト https://www.miraimil.jp/

 

SAP Business One

主な特徴 中堅・中小規模の企業向けに設計された、短期間かつ低コストでの導入が可能とするERP製品。財務管理、入出金管理、販売/購買管理、顧客管理など、ビジネスの業務プロセスがより迅速に行えると謳う。10日間の無料トライアルあり
ベンダーのWebサイト https://www.sap.com/japan/products/erp/business-one.htm

 

SmileWorks

主な特徴 財務会計・販売管理・給与計算などの基幹システムを統合管理できるクラウドERP。 販売データ・給与データを会計の仕訳として自動化する連動機能を提供。中小企業の生産性向上と業務効率化を支援すると謳う。最大2か月の無料トライアルあり
ベンダーのWebサイト https://www.smile-works.co.jp/

 

クラウドERP ZAC

logo

クラウドERP ZAC

株式会社オロ

3.3

13

  • 業種に特化した機能をパッケージにより低コスト・短納期で提供
  • UIを2022年末に刷新。以後3ヶ月おきにバージョンアップ
  • 業務に紐づくワークフローにより内部統制も強化

製品詳細を見る

主な特徴 クラウドERP ZACは、IT、広告、イベントなどプロジェクト収支管理に強みを持ったクラウドERP。ライセンス制のクラウドERPで、自社に合わせた機能だけを利用可能。導入後も必要に応じた機能やライセンス数の拡張・縮小が可能。無料デモンストレーションあり
製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/126/

 

プロカン

logo

案件収支管理システム
プロカン

株式会社シービーティ―

4.6

3

  • 月ごと、案件ごと、担当ごとの収支状況がリアルタイムにわかる!
  • 「見やすく」「使いやすい」UIで誰でも操作がカンタン!
  • シンプルな料金プランで、リーズナブルに導入ができる!

製品詳細を見る

主な特徴 Web・広告業界やコンサルティング業界など、プロジェクト収支管理に特化したクラウド型ERP。主な機能は、予算・経営管理、ワークフロー機能、請求書・見積書作成機能など。直感的なUIで、簡単操作で業務効率化が図れる。無料デモンストレーションあり
製品詳細ページ https://itselect.itmedia.co.jp/product/76/

 

マネーフォワード クラウドERP

主な特徴 必要な基幹システムのみを組み合わせて導入できるクラウド型ERP。必要機能別に導入でき、成長や需要、変化に合わせて組み替えなども可能。会計から人事労務まで、バックオフィス全体をシームレスに連携し、面倒な手作業を自動化する機能が特徴。無料トライアルあり
ベンダーのWebサイト https://biz.moneyforward.com/erp/

 

無料で始められるクラウド型ERPの機能比較表

なぜ無料なのか、どこまで無料で使えるのか

クラウド型/SaaS型のIT製品は原則として「有料」であることは念頭に置いてもらいつつ、「無料版」は一定の条件のもとで個人事業主から中小規模シーンでの導入に向け、または「選定・検討のためのお試しのため」に用意されます。一定の条件とは、利用できる機能が基本的なものに限られる/利用できるユーザー数に制限がある/保存できるデータ数に制限がある/保存期間に制限がある/広告が表出するなどがあります。

その一方で、制限を理解した上でその範囲で使えると判断できるならば、あるいは無料トライアルで「無料の範囲で試験的にスモールスタート」し、システムの機能や効果を検証したいといったシーンに「無料版」は適しています。

なお、ERPパッケージにおいて「無料プラン」を用意するSaaS型製品はほぼないのですが、一定期間無料で試せる「無料トライアル」を用意する製品はあります。また、ERPに含まれる一機能である「会計システム」「在庫管理システム」「CRM(顧客管理システム)」などの個別機能に分解すると無料版のある製品も存在します。

無料トライアルで、自社ニーズに合う機能があるかどうか、この先使っていけそうかどうかを、遠慮なく「お試し」して確認しましょう。まず試用した上で、自社にはどのような製品が必要か、どんな機能がなければならないのか、自社はどこを目指すのか、などを確認しつつ本契約/料金プランを定めるのもよい方法の1つです。

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ERPも無料の選択肢はある 「自社の課題をいかに解決できるか」がポイント

ERPは業務の効率化率化や業務プロセスの統合とともに、今後の企業戦略に不可欠となるツールです。大企業だけでなく、オープンソース(OSS)型やクラウド型(SaaS)であれば特に中小規模の企業に適する製品も多くあります。まず「無料」「速度感」を有効に使い、「自社にはまだ早い」などと二の足を踏んでいるあのライバル社より「一歩先、二歩先」へ進んでいきましょう。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ぜひITセレクトのコンシェルジュサービス(無料)までお問い合わせください。適切なIT製品・サービスのご紹介や各種資料を分かりやすくご提供します。

(初稿執筆:合同会社伝心)

 

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